介護施設の事例

施設名: 介護老人保健施設

エレベーターに乗り込もうとした利用者が段差につまずき転倒した事例

対応者

対応者

対応者 管理栄養士・調理スタッフ

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 女性

事例・対処法の要点まとめ

エレベーターに乗り込もうとした利用者が段差につまずき転倒

エレベーターの開延長ボタンを押し、介護スタッフ看護スタッフにより救助

エレベーター前に利用者様がいるかもしれないという意識を持ち、転倒を回避する

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トラブルが起きた背景

帰宅願望が強かったSさん。
毎日のように徘徊し、隙を見てはエレベーターに乗り込もうとしていました。
ある日、ミールラウンドのためエレベーターに乗りユニットに向かっていた時のこと、Sさんがエレベーターのドアすれすれの所に立っていました。
私がエレベーターから出ようとした時にSさんが乗り込もうとしたため、制止しようとしましたが間に合わず、エレベーターの足元の段差につまずき転倒されてしまいました。


その後、開延長ボタンをただちに押し、介護スタッフ、看護師に助けを求めました。

対応者の中での対応

下手に自分が起こすなどの対応をすることは得策ではないと思い、早急にエレベーターの開延長ボタンを押し介護スタッフ、看護師に助けを求めバイタルを測定していただきました。
その後、医師にも状態を確認していただき大事には至りませんでした。
悪かった点としては、利用者様が目の前におり焦ってしまったことで、自分の動きより利用者様の一歩が早かったために転倒に繋がってしまったところです。

今後同じ事例が起きた時の対処法

まずはエレベーター前に利用者様がいるかもしれないという意識を持っておくことが必要で、実際にいらっしゃった場合は転倒リスクのあるないに関わらず手を差し伸べ、転倒を回避することが大切です。


さらに、エレベーターに乗りたいという気持ちにも応えてあげれるよう、場合によっては一緒にエレベーターに乗り、そこから次の対応を考えるのも良いかと思います。

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