介護施設の事例

施設名: サービス付き高齢者向け住宅

サービス付き高齢者向け住宅利用者がスタッフへパワハラ行為した事例

対応者

対応者

対応者 理学療法士

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 男性

事例・対処法の要点まとめ

若い介護スタッフへのパワハラトラブル。

本人に状況の確認を行い、口頭での注意と改善をお願いした。同時に家族、ケアマネに連絡し状況を説明。それぞれ改善するよう話をしていただいたが、さらに2週間同様にパワハラ行為が継続。徐々に他の職員に対してもパワハラ行為がみられるようになったために、家族へ契約書の禁止行為に該当する旨の話をして退去勧告を行った。 悪かった点としては、Tさんからのパワハラ行為が行われた時点ですぐに対応できず、2週間継続させてしまった。これにより同行為が容認されていたような誤ったメッセージとなった可能性があった。また、家族への相談も遅くなってしまい、退去勧告と言う最悪のシナリオを選択することになってしまった。 良かった点は、怪我人が出なかったこと、新しい老健の相談員さんと知り合えたこと。退去勧告後、退去までの間パワハラ行為がなかったこと。

契約時にハラスメント行為に対する注意を行うことにしました。このことで今後同様の行為が起こった場合、すぐに本人への対応や、家族への対応がスムーズに行うことができるようになりました。このように極力早く対応することが大切だと感じました。

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トラブルが起きた背景

Tさんは頸髄損傷で、車椅子での生活をサービス付き高齢者向け住宅内で行っていました。
しかし、車椅子を前に漕ぐことが困難だったため、後ろ向きに足で床を蹴って廊下を移動していることがよく見られた。
この行為は他の入居者様からも危ないという理由でクレームが多くあった。これを若い介護スタッフが注意し、前向きに走行していただけるようお願いしたが、逆にそのスタッフに対しTさんからのそのスタッフに対する無視や、ちょっとしたことで怒鳴る。嫌味を言い続ける等のパワハラ行為が2週間ほど介護支援の度に続くことになった。

対応者の中での対応

本人に状況の確認を行い、口頭での注意と改善をお願いした。同時に家族、ケアマネに連絡し状況を説明。それぞれ改善するよう話をしていただいたが、さらに2週間同様にパワハラ行為が継続。徐々に他の職員に対してもパワハラ行為がみられるようになったために、家族へ契約書の禁止行為に該当する旨の話をして退去勧告を行った。
悪かった点としては、Tさんからのパワハラ行為が行われた時点ですぐに対応できず2週間継続させてしまった。これにより同行為が容認されていたような誤ったメッセージとなった可能性があった。また家族への相談も遅くなってしまい、退去勧告と言う最悪のシナリオを選択することになってしまった。
良かった点は、怪我人が出なかったこと、新しい老健の相談員さんと知り合えたこと。退去勧告後、退去までの間パワハラ行為がなかったこと。

今後同じ事例が起きた時の対処法

契約時にハラスメント行為に対する注意を行うことにしました。このことで今後同様の行為が起こった場合、すぐに本人への対応や、家族への対応がスムーズに行うことができるようになりました。このように極力早く対応することが大切だと感じました。

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