介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

デイサービスの利用者宅で起きた送迎ドライバーへの暴力事例

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 女性

事例・対処法の要点まとめ

利用者宅で起きた送迎ドライバーへの暴力トラブル

ドライバーがきつく注意。ご家族の理解が得られず、利用停止となった

家族と連絡が取れなければ自宅を訪問する、職員の情報共有が重要

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トラブルが起きた背景

Tさんはアルツハイマー型認知症と診断されており、移動は車椅子、送迎時には御家族が不在なためベッドまでの移乗を行っておりました。

また玄関までには段差があり、スロープを使用し2人対応で安全にお部屋まで向かっていました。

普段から暴言、暴力が多く見られていましたが、介護スタッフはアルツハイマー型認知症への理解があったため大きな問題にはなりませんでした。

しかし、送迎時玄関の段差を越える際に介護スタッフ、運転ドライバーの介助の際、Tさんが運転ドライバーの顔面を叩いてしまいました。

それにカッとなった送迎ドライバーはTさんへ暴言とまではいきませんが、きつい口調で注意してしまいました。

また自宅にはマイクが着いていたそうで、それが原因で大きなトラブルになってしまいました。

対応者の中での対応

トラブル発生時にデイサービス管理者、ケアマネージャーには連絡をしました。

ご家族への連絡が取れず、明日再度連絡を行う予定でしたが、翌朝こちらから連絡を行う前にご家族から連絡があり、話をしました。

詳しく状況の説明を行いましたが、ご家族には理解していただけず利用停止となりました。

当日のスタッフ配置から考えて難しいとは思いますが、送迎時間を多少遅らせてでも介護スタッフ2人対応を行うことで未然に防げたと思われます。

また送迎ドライバーさんへの声掛けを行い暴言、暴力が頻繁にあることを伝えていれば、また違った結果になっていたのではないかと思われます。

今後同じ事例が起きた時の対処法

当日連絡が取れなかった場合には、自宅に行き、一言謝罪などを行っていればまた違った結果になっていたのではと思われます。

またミーティングなど全員が集まる機会にしっかりと情報共有を行い、利用者への理解を深めた方が良いと感じました。

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