介護施設の事例
施設名: 介護老人保健施設
介護老人保健施設の利用者が女性職員にセクハラ行為した事例
対応者
対応者 介護福祉士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 A2
認知症の状況 Ⅰ
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
利用者が、女性職員にセクハラをした
責任者や上司に相談するものの、被害を受けた職員がうまく交わしている
利用者と2人きりになる際は、男性職員が対応する。職員に対するセクハラ対策を講じるべき
トラブルが起きた背景
Mさんは普段車椅子で生活をしており、通所リハを週に複数回利用しています。
ほとんど認知面では低下が見られず、話も普通にでき、パッと見はとても紳士で真面目な見た目です。
そんなMさんは、女性職員に対して卑猥な言葉や言動が多く見られます。
それも多くの人がいる場ではとても紳士的な振る舞いをするのですが、車の中やトイレ介助の場面など2人っきりになる状況になると突然、卑猥な言葉を言ったり行動を取ったりするのです。
対応者の中での対応
セクハラを受けた職員は、その都度責任者やそのさらに上司に相談をしていますが、なかなかセクハラを抑制する対策を取れないのが現状です。
利用者の尊厳やプライドを優先して、セクハラは上手に職員が交わすようにとやんわりと忠告を受けるというやりとりが毎回です。
良かった点は、その方は経験が豊富なためセクハラに対して取り乱さず、利用者さんとの関係が崩れないようににこやかに対応しておられます。
悪かった点は、2人きりになる場合は基本男性職員が介助するようにしているが、日中の人員配置によりやむを得ず女性職員が対応せざるを得なかったことです。
今後同じ事例が起きた時の対処法
その方はほとんど認知症がないため、呼び出しがあった際は待ってもらい男性職員が対応するのが望ましいです。
また、施設での利用者から介護職員に対してのセクハラ対策を取る必要があると思います。
利用者さんに人権があるように、介護職員にも人権があると思います。
セクハラがあった際にはケアマネージャーや家族など、第三者に相談できるような情報の共有も必要だと感じます。
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