介護施設の事例

施設名: その他

健康診断で痩せるよう言われた利用者が運動を嫌がった事例

対応者

対応者

対応者 生活支援員

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 男性

事例・対処法の要点まとめ

健康診断で痩せるよう言われた利用者が運動を嫌がった。

Yさんは役割をもらうと頑張れるといった特性があり、それを見越して落ち葉集めを役割として与えながら、散歩に繋げたところが良い点だと思いました。

活動を拒否したり登所を拒否する利用者には、利用者にとってメリットがあると参加できるようになる場合があります。今回は減量を目的とした散歩に参加してもらうためにYさんに役割を与えましたが、それと同時にご褒美制度を設けています。全く同じ形でなくてもいいですが、利用者が得意なことや好きなことに着目し、それをきっかけにすることは重要なポイントです。利用者がやってみたいと思う気持ちと、やってみてどうだったかという成功体験を積み重ねられる提案ができると良いでしょう。

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トラブルが起きた背景

利用者のYさんは年々体重が増加傾向にあり、健康診断痩せるように言われています。しかし気分にムラがあり、活動自体を嫌がることが多いです。特に散歩に行きたがらず、他の運動を提案しても嫌がります。そこで支援員のAさんは台車を引きながら散歩へ行き、枯葉や木の枝などを集めるように提案しました。散歩が終わり、ゴミと引き換えにYさんの好きな「ドラえもん」のカードと交換というご褒美制度を導入したのです。それからYさんは散歩へ行く機会が格段に増え、少しずつ減量に繋げられるようになりました。

対応者の中での対応

Yさんは役割をもらうと頑張れるといった特性があり、それを見越して落ち葉集めを役割として与えながら、散歩に繋げたところが良い点だと思いました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

活動を拒否したり登所を拒否する利用者には、利用者にとってメリットがあると参加できるようになる場合があります。今回は減量を目的とした散歩に参加してもらうためにYさんに役割を与えましたが、それと同時にご褒美制度を設けています。全く同じ形でなくてもいいですが、利用者が得意なことや好きなことに着目し、それをきっかけにすることは重要なポイントです。利用者がやってみたいと思う気持ちと、やってみてどうだったかという成功体験を積み重ねられる提案ができると良いでしょう。

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