介護施設の事例
施設名: サービス付き高齢者向け住宅
利用者がスタッフへ伝えず介護タクシーで病院へ行こうとした事例
対応者
対応者 介護職員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J2
認知症の状況 Ⅰ
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
利用者がスタッフへ伝えず介護タクシーで病院へ行こうとした。
自立されている方であっても施設に入居されており提供するサービスの時間も決まっているため、事前にスタッフへ病院受診に行きたいことを伝えて欲しいと、納得していただけるまで説明したことは良かったと思います。
入居されたばかりの方は施設内における勝手が分からず、ご自身の判断にて出掛けようとされたり、友人を呼んで会おうとされたりすることがあります。 コロナ禍のため友人と会うことは無理であり、病院受診に行かれる場合も移動は介助を必要とするため、事前に教えていただいていないと対応できないことがあります。 入居前においてこうしたことは説明しておりますが、他にも色々とお話しするため全て覚えているとは限りません。 そのため些細なことでもスタッフに訊きやすい雰囲気作りが大事と思います。 「困ったことがあったらいつでも教えてください」などと声掛けすることで良い関係作りができると考えます。
トラブルが起きた背景
サービス付き高齢者向け住宅に入居されたWさんは基本的に自立されており、居室内の生活においては介助を必要としない方です。
鼻の調子が悪いからとご自身で介護タクシーを頼み受診に行こうとされました。
突然Wさんを迎えに介護タクシーが来ていると知ったスタッフは、何のことやら分かりません。
Wさん本人に訊いてやっと事態を把握。
その時はすでに介護タクシーが来ており、病院への予約も入れていたのでそのまま受診へ行っていただきました。
帰設後にWさんへ、スタッフへ何も連絡無しに出掛けられては困るという話をしたのですが、自分の生活だから勝手にさせてほしいと次第に怒り始めます。
しかしそこで引くわけにはいかず、場合によっては食事をキャンセルしなければならないことや、Wさんの掃除・洗濯の日であった場合は時間をずらさなければならないこと等を説明し、しぶしぶ納得されました。
対応者の中での対応
自立されている方であっても施設に入居されており提供するサービスの時間も決まっているため、事前にスタッフへ病院受診に行きたいことを伝えて欲しいと、納得していただけるまで説明したことは良かったと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
入居されたばかりの方は施設内における勝手が分からず、ご自身の判断にて出掛けようとされたり、友人を呼んで会おうとされたりすることがあります。
コロナ禍のため友人と会うことは無理であり、病院受診に行かれる場合も移動は介助を必要とするため、事前に教えていただいていないと対応できないことがあります。
入居前においてこうしたことは説明しておりますが、他にも色々とお話しするため全て覚えているとは限りません。
そのため些細なことでもスタッフに訊きやすい雰囲気作りが大事と思います。
「困ったことがあったらいつでも教えてください」などと声掛けすることで良い関係作りができると考えます。
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