介護施設の事例
施設名: サービス付き高齢者向け住宅
利用者が夜中に起きて食堂へ行くと訴えた事例
対応者
対応者 介護職員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 A2
認知症の状況 Ⅱb
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
利用者が夜中に起きて食堂へ行くと訴えた。
夜中だからダメですとは直接言わず、穏やかに接しようとしたところは良かったと思います。
夜中に食堂へ行くことは普通に考えると非常識になると思います。 しかし頑なに起きて食堂へ行くとおっしゃっている入居者様に対し、夜中だからダメですと言い続けることが良いこととは限りません。 一度食堂にお連れし過ごしていただければ満足したり、状況を把握して自らの意思で居室へ戻る選択をした可能性もあります。 介護職員の意思を押し付けてしまったのかもしれません。 結果として他の入居者様に迷惑もかけてしまいました。 夜中に起きること自体は誰にも迷惑をかけません。 他者への影響も考え、普通ではないと思うことでもやってみた方が良い結果になることもあると思います。
トラブルが起きた背景
時間は午前1時頃でほとんどの入居者様は入眠されておりました。
ナースコールが鳴ったため訪室すると、「起きて食堂に行く」との訴えがあったのです。
夜中であることをお伝えし、再度入眠されることを勧めるも訴えは変わりません。
次第に怒り始め「金払ってんだぞ!」などと大きな声を出したり、テレビのリモコンを壁に叩きつけたりします。
一旦退室し様子を見ることとし、10分もせずに落ち着きを取り戻しました。
しかし隣室の入居者様は目を覚ましてしまい、また恐怖も感じたとのことです。
このことは記録に残し、次回のメンタルクリニック時に報告することとしました。
対応者の中での対応
夜中だからダメですとは直接言わず、穏やかに接しようとしたところは良かったと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
夜中に食堂へ行くことは普通に考えると非常識になると思います。
しかし頑なに起きて食堂へ行くとおっしゃっている入居者様に対し、夜中だからダメですと言い続けることが良いこととは限りません。
一度食堂にお連れし過ごしていただければ満足したり、状況を把握して自らの意思で居室へ戻る選択をした可能性もあります。
介護職員の意思を押し付けてしまったのかもしれません。
結果として他の入居者様に迷惑もかけてしまいました。
夜中に起きること自体は誰にも迷惑をかけません。
他者への影響も考え、普通ではないと思うことでもやってみた方が良い結果になることもあると思います。
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