介護施設の事例

施設名: その他

利用者が支援者が変わり不安で通所拒否した事例

対応者

対応者

対応者 生活支援員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 男性

事例・対処法の要点まとめ

利用者が支援者が変わり不安で通所拒否した。

保護者の誘導付きで登所できた時にTさんを盛大に褒め、ご褒美をあげるという流れを作ったことが良かったと思います。またご褒美もTさんの好きな物を複数用意し、その中から選べるというシステムにしたので、Tさんも日替わりで楽しめたのが良かったと思います。

周囲の環境が変わると不安定になる利用者は多いですが、Tさんのように通所拒否になってしまうと登所に至るまでが非常に難しくなってしまいます。またそれが長期的になってしまえば、さらに通所から遠のいてしまいます。今回は通所拒否が始まってすぐに対応できたので成功に繋がったのかもしれません。そして、Tさんが通所したいと思える状況を提供できたことが何より重要です。タイミングも非常に大切で、成功できてすぐに目に見える形で褒めることが成功体験に繋がります。ご褒美というのはお菓子や物以外にも、好きなDVDや音楽・本等も入ります。利用者が楽しく過ごせる環境を提供することを第一に、徐々に活動の幅を広げていくといいでしょう。

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トラブルが起きた背景

Tさんは強度行動障害の利用者です。Tさんの部署の支援者が変わってしまったのと同時に、通所拒否をするようになりました。Tさんはホームを利用していますが、ホームに戻ると支援者に対して殴る・蹴るの暴力を加え、翌日事務所へ行くことを非常に拒みます。担当支援員のIさんは保護者に相談し、保護者の誘導付きで登所してもらうことにしました。そこでIさんはご褒美制度を導入することに決め、Tさんが登所できた時にそのご褒美を1つあげることにしました。最初の1か月は保護者の誘導付きで登所していましたが、少しずつ保護者の誘導をなくしていく曜日を作り、現在、月水金は保護者の誘導なしで登所できるようになりました。

対応者の中での対応

保護者の誘導付きで登所できた時にTさんを盛大に褒め、ご褒美をあげるという流れを作ったことが良かったと思います。またご褒美もTさんの好きな物を複数用意し、その中から選べるというシステムにしたので、Tさんも日替わりで楽しめたのが良かったと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

周囲の環境が変わると不安定になる利用者は多いですが、Tさんのように通所拒否になってしまうと登所に至るまでが非常に難しくなってしまいます。またそれが長期的になってしまえば、さらに通所から遠のいてしまいます。今回は通所拒否が始まってすぐに対応できたので成功に繋がったのかもしれません。そして、Tさんが通所したいと思える状況を提供できたことが何より重要です。タイミングも非常に大切で、成功できてすぐに目に見える形で褒めることが成功体験に繋がります。ご褒美というのはお菓子や物以外にも、好きなDVDや音楽・本等も入ります。利用者が楽しく過ごせる環境を提供することを第一に、徐々に活動の幅を広げていくといいでしょう。

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