介護施設の事例
施設名: 通所介護(デイサービス)
利用者が眠ってしまうのを家族は起こしておいてほしい事例
対応者
対応者 介護職員
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J2
認知症の状況 Ⅱb
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
利用者は傾眠が酷く眠ってしまうが家族は起こしておいてほしい。
早急にデイサービス主任とケアマネ、ご家族さんとの話し合いが行われました。 ご家族さんからは夜中の対応に毎日苦戦しており、寝不足と疲労が重なっていること。 主任からは無理に起こすことで不穏状態になったり、寝ていて起きずに椅子からの転倒のリスクが高いこと。 それぞれの意見を合わせてケアマネがショートステイの利用を提案しました。 週に3日、ショートステイの宿泊と週に1回のデイサービスを利用することになりました。 ご家族が夜中に大変な思いをされていることに寄り添った対応、声掛けを行えなかったことに反省しています。 「起こしておいてほしい。」「そんなことを言っても本人がしんどそうだった。」 送迎時にそんな押し問答をすることもあり、ご家族への対応が自分でも雑になっていたなと思います。 もっと相手の立場になって考えるようにしたいです。
認知症の症状が悪化し、徘徊症状が頻発した方への対応として、デイサービスでは日中の関わりしかできません。 ショートステイや特養入所など他のサービスと並行しての利用を推奨し、ご家族や本人の負担を減らせるような対応を心掛けたいなと思います。
トラブルが起きた背景
Yさんは若年性アルツハイマーを発症され、現在はその症状が進行しています。
夜中に徘徊に行かれるのをご家族が止めたり、時には冷蔵庫やタンスのものを全て出していることもあるそうです。
最近、昼夜逆転の傾向が見られており、ご家族さんからは「デイを利用している間は起こしておいてほしい。」と依頼されています。
しかし、デイ利用中のYさんは傾眠が酷く、声を掛けてもすぐに眠ってしまうことが多く、椅子から転倒しそうになったこともあります。
ベッドで横になって過ごしてもらったと報告した際にご家族さんから「起こしておいてと依頼したでしょ?それじゃあ何のためにデイに通っているか分からないじゃない。」と送迎した職員がクレームを受けることが続いています。
対応者の中での対応
早急にデイサービス主任とケアマネ、ご家族さんとの話し合いが行われました。
ご家族さんからは夜中の対応に毎日苦戦しており、寝不足と疲労が重なっていること。
主任からは無理に起こすことで不穏状態になったり、寝ていて起きずに椅子からの転倒のリスクが高いこと。
それぞれの意見を合わせてケアマネがショートステイの利用を提案しました。
週に3日、ショートステイの宿泊と週に1回のデイサービスを利用することになりました。
ご家族が夜中に大変な思いをされていることに寄り添った対応、声掛けを行えなかったことに反省しています。
「起こしておいてほしい。」「そんなことを言っても本人がしんどそうだった。」
送迎時にそんな押し問答をすることもあり、ご家族への対応が自分でも雑になっていたなと思います。
もっと相手の立場になって考えるようにしたいです。
今後同じ事例が起きた時の対処法
認知症の症状が悪化し、徘徊症状が頻発した方への対応として、デイサービスでは日中の関わりしかできません。
ショートステイや特養入所など、他のサービスと並行しての利用を推奨し、ご家族や本人の負担を減らせるような対応を心掛けたいなと思います。
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