介護施設の事例
施設名: サービス付き高齢者向け住宅
利用者が眠剤を服用した後に飲酒する事例
対応者
対応者 介護職員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 A1
認知症の状況 Ⅰ
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
利用者が眠剤を服用した後に飲酒する。
居室にあるお酒の残量を確認しておき、翌朝に飲酒したか分かるようにしていたことは良かったと思います。
施設に入居されている方の中にはお酒が好きで、常に何かしらのアルコールを常備している方もいます。 大抵は自己管理にて適量を飲まれていますが、服薬している方には看護師から飲酒の仕方について指導することもあります。 特に眠剤を飲まれている方には注意が必要ですが、このケースのように隠れて飲酒する方もいらっしゃいます。 そのため、アルコール類を施設管理とし飲みたい時に適量をお渡しすることを検討する必要も出てきます。 それでも飲みたい人は何としてでも飲酒してしまうので、眠剤の偽薬を用意し飲酒されてる場合に服用していただくのも一つの方法と考えます。
トラブルが起きた背景
サービス付き高齢者向け住宅に入居されているTさんという男性ですが、お酒が好きで居室内にワインの瓶が常に数本あります。
しかし眠剤を服用しているため夜間、というか夕方以降を目安に飲酒しないよう伝えていました。
どうしても夜に飲酒したい場合は眠剤を飲めないこともお話ししております。
ただ「お酒を飲まない」と話されたので眠剤を服用していただき、後でこっそり飲酒されていることが発覚しました。
念のためワインの残量を確認しており、翌朝に見たところ減っていたのです。
命の危険も生じるため強く注意し、またこうしたことをするならお酒を施設にて預かる旨を伝えましたが本人は納得されません。
少しくらいならよいじゃないかという訴えです。
その後このようなトラブルは発生していませんが、また同様のことが起こる可能性があります。
対応者の中での対応
居室にあるお酒の残量を確認しておき、翌朝に飲酒したか分かるようにしていたことは良かったと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
施設に入居されている方の中にはお酒が好きで、常に何かしらのアルコールを常備している方もいます。
大抵は自己管理にて適量を飲まれていますが、服薬している方には看護師から飲酒の仕方について指導することもあります。
特に眠剤を飲まれている方には注意が必要ですが、このケースのように隠れて飲酒する方もいらっしゃいます。
そのため、アルコール類を施設管理とし飲みたい時に適量をお渡しすることを検討する必要も出てきます。
それでも飲みたい人は何としてでも飲酒してしまうので、眠剤の偽薬を用意し飲酒されてる場合に服用していただくのも一つの方法と考えます。
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