介護施設の事例

施設名: 福祉用具貸与

利用者が福祉用具が高いと感じた事例

対応者

対応者

対応者 理学療法士

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 男性

事例・対処法の要点まとめ

利用者が福祉用具が高いと感じた。

当初予定していた内容の福祉用具は急遽不要になってしまった為、私自身と課長とバイザーと福祉用具業者の4人で策を立てました。結果的にT-caneを借りることは無しにできたものの、患者様本人が実際に自宅で何を使用するのか分からず終わってしまいました。(一応100均に売っている物をリストアップして患者様に渡しました。) もう少し早く、患者様のニーズを把握できていれば良かったと感じた。どこから入手した情報か分からないが、初めから100均にも杖があることを知らせていれば良かった。そうすれば退院直前になって他方面に迷惑をかけずに済んだかもしれない。

今回のケースはもともと身寄りがない方、生活保護を受けていた為、金銭面のトラブルは起こるかもしれないと考えるべきであった。初めから福祉用具以外の選択肢(100均など)があることを患者様と共有しておくべきだった。また福祉用具を提案する際に福祉用具の安全性や、不必要になった際は返却可能なシステムがあることをもう少し丁寧に患者様とすり合わせを行うべきだった。

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トラブルが起きた背景

Tさんは50歳で認知症こそありませんでしたが軽度の知的障害、慢性閉塞性肺疾患、左脛骨骨折、糖尿病を有している方。性格は少しのことでもすぐに怒るような方でした。当時(4年前)リハビリテーション病院で勤務している時、家屋調査後のことでした。私自身と相手の間で起こったトラブルです。退院直前になり、T-caneを使用しての退院予定となっておりご本人もT-caneを使用して退院予定でした。しかし、福祉用具貸与では料金が高いと怒り始めました。数日間揉めた後100均で買うからと福祉用具貸与は諦めました。

対応者の中での対応

当初予定していた内容の福祉用具は急遽不要になってしまった為、私自身と課長とバイザーと福祉用具業者の4人で策を立てました。結果的にT-caneを借りることは無しにできたものの、患者様本人が実際に自宅で何を使用するのか分からず終わってしまいました。(一応100均に売っている物をリストアップして患者様に渡しました。) もう少し早く、患者様のニーズを把握できていれば良かったと感じた。どこから入手した情報か分からないが、初めから100均にも杖があることを知らせていれば良かった。そうすれば退院直前になって他方面に迷惑をかけずに済んだかもしれない。

今後同じ事例が起きた時の対処法

今回のケースはもともと身寄りがない方、生活保護を受けていた為、金銭面のトラブルは起こるかもしれないと考えるべきであった。初めから福祉用具以外の選択肢(100均など)があることを患者様と共有しておくべきだった。また福祉用具を提案する際に福祉用具の安全性や、不必要になった際は返却可能なシステムがあることをもう少し丁寧に患者様とすり合わせを行うべきだった。

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