介護施設の事例
施設名: 通所介護(デイサービス)
利用者が職員に対して威圧し制止する事例
対応者
対応者 介護職員
対応者 女性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
利用者が職員に対して威圧し制止する。
間に入ったスタッフに対しては「君には他の仕事があるから、向こうでしてきなさい。」と話されました。 ここで、利用者Kさんが現役時代に戻っていることを知りました。 スタッフTは新人の社員に、他の間に入るスタッフは係長に扮し話をすることにしました。 そこから10分ほどの時間はかかりましたが、次第に落ち着きいつもの表情に戻っていきました。 良かった所は、利用者Kさんが昔の記憶に戻っているところに気付いた事、そこからスタッフの連携で対応できた事です。
初期・中期頃の認知症の方にはよく起こる症例だと思われます。 ここでは、対象の方の生活史を知っていたことで助かった例ですので、これからもスタッフ間の共有事項として記録しておくことが大事だと思いました。 出来るだけ興奮されている状態を改善するように思考していくことも大切だと思います。
トラブルが起きた背景
認知症発症が最近認められた利用者Kさんが、いつものように来所され一時間ほど過ぎた頃のことです。
帰宅願望が出始めたところでしたので、時々入り口近くに歩いて行っては「帰ります。ありがとう。」と挨拶をする毎日でした。
スタッフTはいつものように丁寧に対応していましたが、急に大声を出され「君は上司の言うことが聞けないのか!」と怒り始めました。
スタッフTは初めてのことで、戸惑いながら相手の方に合わせて話すのですが、なかなか興奮が収まりません。
そこで他のスタッフがとりあえず間に入ったのですが、利用者KさんはスタッフTを離さず「お前も座れ!」と懇々と説教を始めました。
対応者の中での対応
間に入ったスタッフに対しては「君には他の仕事があるから、向こうでしてきなさい。」と話されました。
ここで、利用者Kさんが現役時代に戻っていることを知りました。
スタッフTは新人の社員に、他の間に入るスタッフは係長に扮し話をすることにしました。
そこから10分ほどの時間はかかりましたが、次第に落ち着きいつもの表情に戻っていきました。
良かった所は、利用者Kさんが昔の記憶に戻っているところに気付いた事、そこからスタッフの連携で対応できた事です。
今後同じ事例が起きた時の対処法
初期・中期頃の認知症の方にはよく起こる症例だと思われます。
ここでは、対象の方の生活史を知っていたことで助かった例ですので、これからもスタッフ間の共有事項として記録しておくことが大事だと思いました。
出来るだけ興奮されている状態を改善するように思考していくことも大切だと思います。
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