介護施設の事例
施設名: 通所リハビリテーション(デイケア)
利用者の実態調査時に担当者から聞いていた介護度と違う事例
対応者
対応者 支援相談員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
利用者の実態調査時に担当者から聞いていた介護度と違った。
包括さんはすぐに区分変更を依頼したようですが、正直僕らにお手伝い出来る事はないと判断せざるを得なかったので、その旨包括支援センターへお伝えし、まずは訪問サービスを利用し移乗出来るようになった際に通所を検討するよう指示しました。 僕の対応よりも地域包括の対応です。 介護サービスの一番の拠点なのだから、そのくらいはさっさと進めて下さいと。 本当にご本人の命が持って良かったと思っています。
包括も居宅も当たり外れがあるのが現状です。特に役所係の包括は、場所によって本来の業務を行えていない所もあるようです。今、通所事業所はお客さんを選んでいる余裕はないという状態の所も多いとは思いますが、だからと言ってご本人に苦痛を与えてまで利用するものではないと僕個人的には思います。
トラブルが起きた背景
地域包括より受けた新規利用者さんのお話です。
介護度は要支援1。2週間ほど前まではコンビニでお買い物も普通に出来ていたのですが、突然廃用が進み外出できなくなったので通所を利用して欲しいとの依頼でした。
要支援1なのでほぼ手はかからない方と想定しておりました。用意して頂いたフェイスシートも全て自立。
実態調査で初回訪問したのですが、唖然。
完全寝たきり状態。
排泄はベッド上で失禁状態。自ら更衣着脱も不可。
体を少し体位交換しようものなら激痛。
よくよく本人に話を伺うと、重度のリウマチでその痛みから関節が拘縮。更に動作痛が強く身動きできなくなり廃用という経緯だったそうです。又、理解力も曖昧でとにかく食事が摂取出来ていない状態。
確かに何かしらのサービスは必要ですが、ベッドからの起き上がりも激痛が伴う状態で移乗がまず出来ない。
通所よりもむしろヘルパーや往診等で動作時の激痛の根拠や病状経過を把握しなければ何のサービスにもつながらない状態で、まず初めに通所を打診されたことに地域包括の担当者へ怒りの感情すら覚えました。
対応者の中での対応
包括さんはすぐに区分変更を依頼したようですが、正直僕らにお手伝い出来る事はないと判断せざるを得なかったので、その旨包括支援センターへお伝えし、まずは訪問サービスを利用し移乗出来るようになった際に通所を検討するよう指示しました。
僕の対応よりも地域包括の対応です。
介護サービスの一番の拠点なのだから、そのくらいはさっさと進めて下さいと。
本当にご本人の命が持って良かったと思っています。
今後同じ事例が起きた時の対処法
包括も居宅も当たり外れがあるのが現状です。特に役所係の包括は、場所によって本来の業務を行えていない所もあるようです。今、通所事業所はお客さんを選んでいる余裕はないという状態の所も多いとは思いますが、だからと言って御本人に苦痛を与えてまで利用するものではないと僕個人的には思います。
同じ施設での関連事例
新着の介護事例
総合閲覧数ランキング
関連ワードから探す
- アルバイト(11)
- ケースワーカー(20)
- ケアマネージャー(介護支援専門員)(43)
- サービス提供責任者(61)
- その他(19)
- 介護事務(15)
- 介護助手・介護補助(28)
- 介護福祉士(162)
- 介護職員(249)
- 介護職員(ホームヘルパー)(138)
- 作業療法士(15)
- 支援相談員(25)
- 機能訓練指導員(15)
- 歯科衛生士(2)
- 理学療法士(12)
- 生活支援コーディネーター(3)
- 生活支援員(11)
- 生活相談員(14)
- 相談支援専門員(12)
- 看護学生(1)
- 看護師(45)
- 福祉用具専門相談員(3)
- 管理栄養士・調理スタッフ(3)
- 管理者(施設長・ホーム長)(50)
- 臨床心理士(2)
- 薬剤師(3)
- 言語聴覚士(2)
- 運転手(介護ドライバー)(1)