介護施設の事例
施設名: 訪問介護(ホームヘルプ)
利用者の緊急搬送時にヘルパーが同乗に応じない事例
対応者
対応者 介護福祉士
対応者 男性
お相手
寝たきり度 A1
認知症の状況 Ⅲb
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
利用者の緊急搬送時にヘルパーが同乗に応じない。
その日は訪問看護師に空きがあったため、訪問看護師が病状の説明や搬送時の手続き等を行いましたが、今後同じようなことがあっては困るため、ヘルパー会議で緊急搬送についての手順書を配って説明を行いました。 持参するもの、それを保管している場所、多くのヘルパーが知らなかったと言っており、リーダー会議でも問題として取り上げることになりました。 今回は看護師が行ける状態だから良かったものの、主任である自分が休みで看護師が不在だった時のことを考えると、もっと日頃から職員の教育に力を入れておけば良かったと反省することばかりです。 いつ急変を起こされて緊急搬送が必要になるか分からないため、日頃から緊急時の対応について話し合う場を設けたいです。
現在、職場にはきちんとした教育体制が整っていません。 ようやくこの件があって以降、プリセプター制度を設けることになりました。 長年勤めてきたヘルパーでもプリセプター制度というものを理解しておらず、研修の場を設けて勉強させる予定となっています。 緊急搬送がよく分からないと言って誰も応じないようなヘルパーの人材育成を、プリセプター制度を通じて見直したいと思います。
トラブルが起きた背景
Tさんはサ高住での一人暮らしをされています。
普段はベッドで寝て過ごされることが多く、食事時にはヘルパーが車椅子に移乗して共用スペースに移動されます。
ある日、Tさんが激しい腹痛と少量の嘔吐、発熱を起こされ緊急搬送することになりました。
しかし、その日常駐のヘルパーは数名しかおらず、それぞれ担当の訪問があるのと「私そういうのよく分からないから。」と言って応じませんでした。
急遽訪問看護師が同乗することになりましたが、訪問看護主任から「こちらも担当の訪問があるので、誰でも行けるようにヘルパー職員にきちんと指示書を作っておいたらどうか。」と指摘を受けました。
対応者の中での対応
その日は訪問看護師に空きがあったため、訪問看護師が病状の説明や搬送時の手続き等を行いましたが、今後同じようなことがあっては困るため、ヘルパー会議で緊急搬送についての手順書を配って説明を行いました。
持参するもの、それを保管している場所、多くのヘルパーが知らなかったと言っており、リーダー会議でも問題として取り上げることになりました。
今回は看護師が行ける状態だから良かったものの、主任である自分が休みで看護師が不在だった時のことを考えると、もっと日頃から職員の教育に力を入れておけば良かったと反省することばかりです。
いつ急変を起こされて緊急搬送が必要になるか分からないため、日頃から緊急時の対応について話し合う場を設けたいです。
今後同じ事例が起きた時の対処法
現在、職場にはきちんとした教育体制が整っていません。
ようやくこの件があって以降、プリセプター制度を設けることになりました。
長年勤めてきたヘルパーでもプリセプター制度というものを理解しておらず、研修の場を設けて勉強させる予定となっています。
緊急搬送がよく分からないと言って誰も応じないようなヘルパーの人材育成を、プリセプター制度を通じて見直したいと思います。
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