介護施設の事例
施設名: 介護老人保健施設
担当セラピストに対するモラルハラスメント事例
対応者
対応者 作業療法士
対応者 男性
お相手
寝たきり度 A2
認知症の状況 Ⅲa
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
担当セラピストに対するモラルハラスメント。
先輩の作業療法士や介護士の方々に相談をし、リハビリテーションの導入には先輩や介護士の方々の協力を得ながらリハビリ室まで誘導していただき、その後のリハビリテーションについては私が実施するようにして、自然にリハビリ参加していただく事で罵倒は少しずつ落ち着きました。 転倒予防のため歩いていただく事や、より御本人の希望に沿った形のリハビリテーション内容を提供する事が必要であると、教科書上での作業療法士としての立ち振る舞いにこだわり周囲に相談するという、社会人として初歩的な手段が取れていなかった。罵倒される日々に疲れきってしまって初めて周りに相談できたが、より速い段階で相談すべきだったと反省しています。
自分の関わり方が利用者様と合わなかった症例であったと思うので、まずできるなら別のスタッフに担当を変わる。できなければどんな関わり方ができるか相談する。それでも難しいようなら、よりご本人を知る介護士やケアマネージャー、ご家族様とコミュニケーションをとりより円滑に関わる方法を評価する。
トラブルが起きた背景
Tさんは高度の認知症を呈されており、入所起点はご家族の静止も聞かず自宅内を歩かれ、その後転倒し腰椎圧迫骨折を呈されたとのことです。その後回復期リハビリテーション病棟を経て、施設入所の運びになりました。私は作業療法士として働き始めた一年目にこの方の担当となりましたが、リハビリテーションの提供ができていませんでした。「誰だねあんた」「汚らしい」「近寄るな」とまだ知識・経験の浅い私に対して罵倒される毎日。毎日この方のリハビリをする事が億劫となっていました。一年目の私は歩行訓練を主に促していた関わりから、好きな活動を主に提供するよう提供内容も変えていきましたが「あなたの顔を見るだけで最悪だ」とさらに罵倒はエスカレートしていきました。
対応者の中での対応
先輩の作業療法士や介護士の方々に相談をし、リハビリテーションの導入には先輩や介護士の方々の協力を得ながらリハビリ室まで誘導していただき、その後のリハビリテーションについては私が実施するようにして、自然にリハビリ参加していただく事で罵倒は少しずつ落ち着きました。
転倒予防のため歩いていただく事や、より御本人の希望に沿った形のリハビリテーション内容を提供する事が必要であると、教科書上での作業療法士としての立ち振る舞いにこだわり周囲に相談するという、社会人として初歩的な手段が取れていなかった。罵倒される日々に疲れきってしまって初めて周りに相談できたが、より速い段階で相談すべきだったと反省しています。
今後同じ事例が起きた時の対処法
自分の関わり方が利用者様と合わなかった症例であったと思うので、まずできるなら別のスタッフに担当を変わる。できなければどんな関わり方ができるか相談する。それでも難しいようなら、よりご本人を知る介護士やケアマネージャー、ご家族様とコミュニケーションをとりより円滑に関わる方法を評価する。
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