介護施設の事例
施設名: 特別養護老人ホーム
特別養護老人ホームの利用者が女性職員にセクハラ・パワハラをした事例
対応者
対応者 生活相談員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J2
認知症の状況 Ⅰ
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
女性職員に対するセクハラ・パワハラ。
まずは内部で事実確認を早急に行い、ケアマネと介護者、本人を交えて話し合いを持ちました。Mさんの発言には過激なものや個人情報なども含まれていたので契約にもあり、ご理解が得られなかったので契約にも反していることから契約を解除させて頂きました。地域包括支援センターと市役所にその経緯を報告しました。 良かった点としては、早急に事実確認をし対応できたことです。セクハラの内容やプライバシーに関わることがあったので、そのあたりも配慮して対応できたことも良かったと思います。悪かった点ではないと思いますが、こういったケースを想定して内部でもケース会議などで、対策や対応方法のシミュレーションなどをしても良いかなと思います。また、外部研修になりますが、トラブルや訴訟の研修などにも責任者的な立場の者は積極的に参加しても良いと考えています。
人によって対応を変えないことだと思います。上手くかわす人や職員の目を盗んで行う人もいるので、そこはよく観察していきたいです。また、スマホの持ち込みなども増える中でそういったものがセクハラや性的被害に繋がる恐れがある一方で、あくまでも個人の私物であることを頭に入れて対応したいです。
トラブルが起きた背景
Mさんには「認知症」の診断がされていますが、職員の名前や区別はつきます。
問題としては、好みの介護を名指しで呼ぶ。胸やお尻を平気で触る。入浴介助や清拭なども女性職員に担当させてほしいと要望する。また、言動として女性職員の身体的な特徴やプライベート(交際や夫婦関係)のことまで聞いてくるようなことが度々ありました。
元々、大きな会社を経営したり、某大会社の株を持っていたのでお金を使って女性を扱ってきたようです。
「俺は金には困っていない。女なんて金を見せればすぐに態度が変わる」と豪語しておりました。
対応者の中での対応
まずは内部で事実確認を早急に行い、ケアマネと介護者、本人を交えて話し合いを持ちました。Mさんの発言には過激なものや個人情報なども含まれていたので契約にもあり、ご理解が得られなかったので契約にも反していることから契約を解除させて頂きました。地域包括支援センターと市役所にその経緯を報告しました。
良かった点としては、早急に事実確認をし対応できたことです。セクハラの内容やプライバシーに関わることがあったので、そのあたりも配慮して対応できたことも良かったと思います。悪かった点ではないと思いますが、こういったケースを想定して内部でもケース会議などで、対策や対応方法のシミュレーションなどをしても良いかなと思います。また外部研修になりますが、トラブルや訴訟の研修などにも責任者的な立場の者は積極的に参加しても良いと考えています。
今後同じ事例が起きた時の対処法
人によって対応を変えないことだと思います。上手くかわす人や職員の目を盗んで行う人もいるので、そこはよく観察していきたいです。また、スマホの持ち込みなども増える中でそういったものがセクハラや性的被害に繋がる恐れがある一方で、あくまでも個人の私物であることを頭に入れて対応したいです。
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