介護施設の事例
施設名: 特別養護老人ホーム
特別養護老人ホームの利用者が馴染めない事例
対応者
対応者 ケアマネージャー(介護支援専門員)
対応者 女性
お相手
寝たきり度 B1
認知症の状況 Ⅲa
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
利用者が特養でのライフスタイルに馴染めない。
職員が積極的に話しかけ、ご家族には特養でのライフスタイルを具体的に説明した。
適したサービスを選択してもらえるよう、十分な情報提供を行い、ご家族との話し合いを重ねることが重要。
トラブルが起きた背景
大腿骨骨折で入院していたMさんは病院から退院後、特養に入所が決まりました。
認知症がありますが、物忘れがひどい程度で日常会話は問題ありません。
しかし、他の利用者は認知症の症状が進行している方ばかりで、入所して1ヶ月経ちますが特養になじめずにいます。
ご家族さんの面会時に「おじいさんが部屋に入ってきて、一緒に寝ようと言った。」と話され、ご家族さんも特養での生活を心配されています。
費用面では特養の入所が良いとご家族さんからの希望がありますが、Mさんの状態を見てケアハウスの入居も検討されています。
対応者の中での対応
まず、ご家族さんには認知症の症状により他の利用者の部屋に入る方がおられることと、都度職員が止めるようにしていることを説明しています。
介護状態の違いにより他の利用者とのコミュニケーションが難しいMさんを配慮し、職員が積極的に会話をするなどの対応を行っていることも随時説明しています。
本人とご家族さんが最終的には決めることですが、特養での生活スタイルを具体的に報告することで、今後のサービス内容変更の参考にしてもらえたらと思っています。
今後同じ事例が起きた時の対処法
ケアハウスへの入居、デイサービスの利用等、介護サービスの変更にあたり、各種手続きや費用面でもご家族さんにも負担となることは増えていきます。
自立を優先してサービスの変更を行うか、しばらく本人のライフスタイルを観察し特養でできる範囲での個別ケアを行うか。
時間をかけてご家族さんとの話し合いも重ねて判断していきたいです。
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