介護施設の事例
施設名: ショートステイ
緊急入所された方がスタッフに暴力を振るった事例
対応者
対応者 介護職員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅱb
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
緊急入所された方がスタッフに暴力を振るった。
Aさんに納得していただくことは不可能と早期に判断し、他の利用者様へ影響しないよう考え方をシフトしたことは良かったと思います。
ショートステイに緊急入所してこられる方は、緊急というだけに何かしら訳ありなことが多いです。 自宅介護を行っていたが手に負えなくなって、というのが今回のパターンです。 こうして突然入所される方は情報が全く無いことがほとんどです。 事前に知らされるのは氏名・性別・年齢だけということもありました。 しかし介護のプロとして働いているのですから、実際に会ってご本人と接することにより当面必要な情報を引き出す技術も求められます。 食事形態や食べられない物、服薬状況くらいが分かれば翌朝まで大丈夫です。 今回ご紹介したケースは稀で全く意思疎通ができなかったため、他の入居者様が危険なことにならないようにしました。 そうした臨機応変さも求められると考えます。
トラブルが起きた背景
ショートステイに勤めていた時、夕方近くになり緊急入所ということで突然来られたのがAさんでした。
後で分かったのですが、家で暴れて手がつけられないからという理由で半ば無理矢理に連れてこられたようです。
入所時にはその情報が無かったので何の警戒もせず接します。
居室へ案内し、すぐに夕食だったので提供して召し上がっていただきます。
ここまでは何事もありませんでしたが、その後居室にて休んでいただこうと促したところ「帰る!」と強く訴えられました。
玄関を探し施設内を縦横無尽に歩き始めます。
なんとか明日の朝まで過ごしていただこうと声掛けしますが、暴力的な行動をスタッフが受けます。
もちろん腕などに引っかき傷を負いました。
Aさんに思いとどまっていただくのは難しいと判断し、他の入居者様に影響が出ないよう考えることとしました。
申し訳ないのですが施設の出入り口は2重に施錠し朝まで過ごすことに。
スタッフ数名は何らかの傷を負いましたが、他の入居者様には影響を及ぼさず何とかやり過ごすことができました。
対応者の中での対応
Aさんに納得していただくことは不可能と早期に判断し、他の利用者様へ影響しないよう考え方をシフトしたことは良かったと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
ショートステイに緊急入所してこられる方は、緊急というだけに何かしら訳ありなことが多いです。
自宅介護を行っていたが手に負えなくなって、というのが今回のパターンです。
こうして突然入所される方は情報が全く無いことがほとんどです。
事前に知らされるのは氏名・性別・年齢だけということもありました。
しかし介護のプロとして働いているのですから、実際に会ってご本人と接することにより当面必要な情報を引き出す技術も求められます。
食事形態や食べられない物、服薬状況くらいが分かれば翌朝まで大丈夫です。
今回ご紹介したケースは稀で全く意思疎通ができなかったため、他の入居者様が危険なことにならないようにしました。
そうした臨機応変さも求められると考えます。
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