介護施設の事例
施設名: 有料老人ホーム
認知症の方がレクリエーションで不利になり怒った事例
対応者
対応者 介護職員(ホームヘルパー)
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J2
認知症の状況 わからない
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
認知症の方がレクリエーションで不利になり、突然怒り出した。
別の場所に連れて行ったことで、気持ちが落ち着いたようであった。
怒られてしまった周囲の利用者への配慮も重要。
トラブルが起きた背景
Tさんは軽度の認知症があり、普段は穏やかなのですが時々突然に怒ることがあります。
この時もそうでした。
利用者さん達がレクリエーションとしてトランプを行なっていた時のことです。
この時はババ抜きをしていました。
Tさんが隣の人が持つトランプから1枚を抜き取った時です。
しばらくトランプを眺めた後に突然、隣の人に怒り出したのです。
どうやら不利になるトランプを抜き取ってしまったようです。
怒鳴られた人は突然のことなので驚き、固まってしまって動けません。
他の利用者さん達は困っているようであり、また自分が怒鳴られないようにしようという雰囲気でした。
対応者の中での対応
この時は、Tさんを落ち着かせるために別の場所に連れて行きました。
その間も気持ちが収まらないようでした。
しかし、トランプから離れたことで少し気持ちが落ち着いてきたようで、しばらくしたら普段のようになりました。
Tさんを別の場所に連れて行き落ち着かせなければという思いがあり、一緒にレクリエーションをしていた利用者さん達のケアがおろそかになっていたように思います。
その点は反省点です。
その場からTさんを離したことは、落ち着かせるための対応として良かったのではないかと思っています。
今後同じ事例が起きた時の対処法
他の利用者さんへの配慮がもっと必要です。
他のスタッフが対応をしてくれていましたが、Tさんばかりに構うのではなく、もう少し意識を向けるようにした方が良い結果になったと思います。
また、Tさんについては優しい声掛けがさらにできるようにしていきたいです。
同じ施設での関連事例
新着の介護事例
総合閲覧数ランキング
関連ワードから探す
- アルバイト(11)
- ケースワーカー(20)
- ケアマネージャー(介護支援専門員)(43)
- サービス提供責任者(61)
- その他(19)
- 介護事務(15)
- 介護助手・介護補助(28)
- 介護福祉士(162)
- 介護職員(249)
- 介護職員(ホームヘルパー)(138)
- 作業療法士(15)
- 支援相談員(25)
- 機能訓練指導員(15)
- 歯科衛生士(2)
- 理学療法士(12)
- 生活支援コーディネーター(3)
- 生活支援員(11)
- 生活相談員(14)
- 相談支援専門員(12)
- 看護学生(1)
- 看護師(45)
- 福祉用具専門相談員(3)
- 管理栄養士・調理スタッフ(3)
- 管理者(施設長・ホーム長)(50)
- 臨床心理士(2)
- 薬剤師(3)
- 言語聴覚士(2)
- 運転手(介護ドライバー)(1)