介護施設の事例
施設名: 介護老人保健施設
認知症の方が入浴を拒否し続けた事例
対応者
対応者 介護職員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 B1
認知症の状況 Ⅲa
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
認知症の方が入浴を拒否し続けた。
Bさんは興奮状態になったので入浴はできず。私は鼻血が出ましたが大怪我ではないのでそのまま仕事を続けました。上司に報告しBさんの入浴については無理やり入浴はさせず、タオルで体を拭くなどして清潔を保つことになりました。
悪かった点は、相手の同意を得ずに無理やり服を脱がせたことです。無理やり服を脱がせたら誰でも嫌だと思います。Bさんの気持ちよりも入浴の業務を最優先にし強引な介助をしたことでBさんを興奮させてしまったのは反省しています。
介護拒否があった場合は相手の意思を無視した強引な介助はせずに上司やご家族にも相談して、相手が納得できるような介助をしていく。Bさんがどうしても入浴が嫌なら無理には入浴させずタオルでの清拭などで対応していく。
トラブルが起きた背景
Bさんは体は元気でギリギリ歩けるくらいのレベルの方でしたが認知症があり、介護拒否がある方でした。特に入浴が嫌いで拒否が多い方でした。
毎回拒否して1ヶ月くらい入浴できなかったので流石にこれはまずいとなり、多少強引に浴室に連れて行き服を脱がせたところ『なにするんだ!風呂は入らないといってるだろう!』と興奮してしまい私はBさんに顔を殴られて鼻血が出てしまいました。結局Bさんはその日も入浴が出来ませんでした。
対応者の中での対応
Bさんは興奮状態になったので入浴はできず。私は鼻血が出ましたが大怪我ではないのでそのまま仕事を続けました。上司に報告しBさんの入浴については無理やり入浴はさせず、タオルで体を拭くなどして清潔を保つことになりました。
悪かった点は、相手の同意を得ずに無理やり服を脱がせたことです。無理やり服を脱がせたら誰でも嫌だと思います。Bさんの気持ちよりも入浴の業務を最優先にし強引な介助をしたことでBさんを興奮させてしまったのは反省しています。
今後同じ事例が起きた時の対処法
介護拒否があった場合は相手の意思を無視した強引な介助はせずに上司やご家族にも相談して、相手が納得できるような介助をしていく。Bさんがどうしても入浴が嫌なら無理には入浴させずタオルでの清拭などで対応していく。
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