介護施設の事例
施設名: ショートステイ
認知症の方が排便確定しないと食事提供できない事例
対応者
対応者 生活相談員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 A1
認知症の状況 Ⅲa
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
認知症の方が排便確定しないと食事提供できない。
今回のケースは嘔吐したものが緑色で胆汁が嘔吐物に含まれていることから、送迎用の自動車を用いてMさんを救急病院に搬送し診断を仰ぎました。なお、Mさんの家族の方にはすでにMさんが嘔吐したことについては知らせており病院施設まで来てくれるとのことです。 対応についてはMさんのご家族に対して即座に病院へと搬送したことを告げ、治療を受けている最中であるということを告げたことのほか、原因になり得る問題についてMさんの両親からヒアリングを行ったことです。反面、悪かった点については、Mさんの排便の量を記載し忘れておりどのくらいの便が出たのか不明だったため通常の量の食事を与えたことが問題になります。この場合、排便が少ないと判断した場合においては量を調整し少なくするという対処を医師から指導を受けていたため、排便量のマニュアルが不完全だったことです。
今回のケースは医師の指導を受けた上で指導が徹底していなかった点が問題で、排便した量を記載するマニュアルが作成されていなかったことでした。そのため、Mさんを担当するスタッフによっては事細かくおおよその量が記載されていますが、スタッフによっては排便を確認したとだけありどのくらいの量が出たかが記載されてなかったのです。よって、マニュアルにおいて排便の量が問題になり得るトラブルについては量を記載することが可能なマニュアルを作ることが対策として挙げられます。
トラブルが起きた背景
Mさんは認知症を患っており、食べる量を調整できないため排便が確定してから食べさせるようにという指導がある人物でした。トラブルがあったその日はMさんは施設内の食堂で食事をしている最中、食事の補助をしている職員の前で嘔吐したとのことです。職員はMさんの食事に関しては排便が確定したため、食事を提供しても良いという流れになったと考え食事を提供したところしばらくしてから、Mさんの様子がおかしくなり嘔吐という形になったのです。
対応者の中での対応
今回のケースは嘔吐したものが緑色で胆汁が嘔吐物に含まれていることから、送迎用の自動車を用いてMさんを救急病院に搬送し診断を仰ぎました。なお、Mさんの家族の方にはすでにMさんが嘔吐したことについては知らせており病院施設まで来てくれるとのことです。
対応についてはMさんのご家族に対して即座に病院へと搬送したことを告げ、治療を受けている最中であるということを告げたことのほか、原因になり得る問題についてMさんの両親からヒアリングを行ったことです。反面、悪かった点については、Mさんの排便の量を記載し忘れておりどのくらいの便が出たのか不明だったため通常の量の食事を与えたことが問題になります。この場合、排便が少ないと判断した場合においては量を調整し少なくするという対処を医師から指導を受けていたため、排便量のマニュアルが不完全だったことです。
今後同じ事例が起きた時の対処法
今回のケースは医師の指導を受けた上で指導が徹底していなかった点が問題で、排便した量を記載するマニュアルが作成されていなかったことでした。そのため、Mさんを担当するスタッフによっては事細かくおおよその量が記載されていますが、スタッフによっては排便を確認したとだけありどのくらいの量が出たかが記載されてなかったのです。よって、マニュアルにおいて排便の量が問題になり得るトラブルについては量を記載することが可能なマニュアルを作ることが対策として挙げられます。
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