介護施設の事例
施設名: 通所介護(デイサービス)
認知症利用者の離設事例
対応者
対応者 介護福祉士
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J2
認知症の状況 Ⅱb
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
認知症利用者の離設トラブル。
施設の責任者とその日のリーダーに電話で報告し、尾行を続けました。その後見失ってしまいました。しかし、Aさんは自宅でも興奮し屋外に出てしまうことがあるようで服にGPSをつけていました。責任者が家族に連絡し場所を特定でき、施設の送迎車で迎えに来てもらい施設に戻ることができました。 良かった点としては、早急に責任者、リーダーに連絡をすることができた事で、早めの解決に至った事が良かったと感じました。
まずは、施設の入り口の施錠や環境面の調整も行っておくべきと考えます。次に普段から興奮して怒っている方であったので、その理由や本人の気持ちを考えずにその行動を抑制していたので、本人の感情や状況を考えた対応を行えるとAさんが怒る頻度も減るのではないかと考えます。
トラブルが起きた背景
Aさんは認知症の影響で怒りやすくなっていました。他の利用者の言動や職員の対応に対してもすぐに興奮して暴言を吐くことが多い方でした。脳梗塞を患われていましたが、麻痺などはなく身体機能は同年代の平均値よりも高い方でした。興奮している時は当時20代の私でも暴れるAさんを抑えるのが困難でした。いつものように興奮しているAさんを抑えようとしましたが、振りほどかれてしまいそのまま施設の入り口から出てしまいました。無理に抑えようとすると余計興奮されるのでどうしようもなく、屋外に出てしまったAさんの後を付いて行くことしかできませんでした。
対応者の中での対応
施設の責任者とその日のリーダーに電話で報告し、尾行を続けました。その後見失ってしまいました。しかし、Aさんは自宅でも興奮し屋外に出てしまうことがあるようで服にGPSをつけていました。責任者が家族に連絡し場所を特定でき、施設の送迎車で迎えに来てもらい施設に戻ることができました。
良かった点としては、早急に責任者、リーダーに連絡をすることができた事で、早めの解決に至った事が良かったと感じました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
まずは、施設の入り口の施錠や環境面の調整も行っておくべきと考えます。次に普段から興奮して怒っている方であったので、その理由や本人の気持ちを考えずにその行動を抑制していたので、本人の感情や状況を考えた対応を行えるとAさんが怒る頻度も減るのではないかと考えます。
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