介護施設の事例

施設名: 特別養護老人ホーム

骨粗鬆症の方家族が骨折の原因で職員を疑う事例

対応者

対応者

対応者 介護福祉士

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 A2

認知症の状況 Ⅲb

性別 男性

事例・対処法の要点まとめ

骨粗鬆症の方家族が骨折の原因で職員を疑う。

聞き取り調査の結果をご家族に伝え、今回の骨折について突然骨折となったわけではなく経過からも徐々に悪化していったと思われることも伝える。 骨粗鬆症があるので、今後は細心の注意を払ってケアしていく旨を伝える。 医師の発言を鵜呑みにせずに施設側でも骨折について調査を行ったことで理路整然と対応することが出来た。

利用者に普段と少しでも違う点がある際には、細かく記録を取り詳しくご家族に様子を説明が出来るようにしておく。 骨粗鬆症の利用者は転倒しなくても圧迫骨折のリスクがあるため、細心の注意を払ってケアをする。

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トラブルが起きた背景

Mさんは日中は車椅子で生活しており、昼頃から「体が痛い」と言われ夜中には痛みの訴えが増える。朝方には痛みがひどい様子でなかなか起き上がれない。次の日に病院受診し、肋骨を骨折していることが分かり入院となる。家族が医師より説明を受けた際に、外部からの力が加わらなければ骨折する場所ではないと言われ、施設を訪れ職員に問題が無かったか調査を求められる。職員の聞き取り調査を行ったが痛みを訴えられた付近の期間に転倒事故等はなく、骨折した箇所を調べると咳やくしゃみをしただけで骨折する人もいるという場所であったため、医師の発言に疑問を持つ。

対応者の中での対応

聞き取り調査の結果をご家族に伝え、今回の骨折について突然骨折となったわけではなく経過からも徐々に悪化していったと思われることも伝える。
骨粗鬆症があるので、今後は細心の注意を払ってケアしていく旨を伝える。
医師の発言を鵜呑みにせずに施設側でも骨折について調査を行ったことで理路整然と対応することが出来た。

今後同じ事例が起きた時の対処法

利用者に普段と少しでも違う点がある際には、細かく記録を取り詳しくご家族に様子を説明が出来るようにしておく。
骨粗鬆症の利用者は転倒しなくても圧迫骨折のリスクがあるため、細心の注意を払ってケアをする。

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