介護施設の事例

施設名: ショートステイ

ショートステイ利用者がトイレ誘導されず汚物処理されない事例

対応者

対応者

対応者 ケアマネージャー(介護支援専門員)

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 A1

認知症の状況 Ⅲa

性別 女性

事例・対処法の要点まとめ

利用者がトイレ誘導されず汚れたリハビリパンツを交換されていない

対応を家族に謝罪、現場スタッフへトイレ誘導を適宜実施し、リハビリパンツ汚染時の交換・陰部清拭を行う事を周知

介護現場にすぐ相談できる職場の人間関係、信頼関係が構築できている事がポイント

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トラブルが起きた背景

Aさん75歳
認知症が進行し、自宅での生活が難しくなり娘さんが引き取り、週2回のデイサービスと短期入所(月2週間)を定期的に利用。

アルツハイマー型認知症重度ながら、歩行・食事・排泄等は慣れた場所ならば自立していたが、短期入所利用時、面会に行くとリハビリパンツが汚れている事が大半であったと、自宅訪問した担当ケアマネにAさんの娘さんから話があった。

担当ケアマネは短期入所事業所の介護主任に報告し、事実確認と対応を依頼する。

対応者の中での対応

現場スタッフからの聞き取りによると、相談員からくる情報提供では自立となっていて、トイレ誘導はしていなかった。

担当ケアマネと介護主任で自宅訪問する。
「他の利用者の方はトイレ誘導しているようですが、母は一人でトイレに行くのでほったらかしでしょうか?トイレに連れて行き、リハビリパンツの汚れも確認・交換して清潔にして欲しい。」との訴えがある。

対応を家族に謝罪し、現場スタッフへトイレ誘導を適宜実施し、リハビリパンツ汚染時の交換・陰部清拭を行う事を周知する。

娘さんからの不満の声にすぐに現場に報告・対応した。

謝罪とこれからの対応内容を具体的に説明し、了承を得ることができた。

トイレ誘導の実施によりリハビリパンツの汚染もなくなり、本人・家族とも満足されている。

今後同じ事例が起きた時の対処法

家族の言動や表情に留意し、些細な事でも気になる事が発生した際には、介護現場にすぐ相談できる職場の人間関係、信頼関係が構築できている事がポイントとなる。

その積み重ねが、信頼され選ばれる介護事業所となると考える。

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