介護施設の事例
施設名: 通所介護(デイサービス)
デイサービスの利用者同士でのトラブル事例
対応者
対応者 介護福祉士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J2
認知症の状況 Ⅱa
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
デイサービスでの利用者同士のトラブル
重度認知症利用者から離れる際は、別の職員に声かけすることを徹底
少しだけ…という認識がトラブルを招くため、職員の報連相を徹底して連携する
トラブルが起きた背景
Yさんは軽度の認知症があり、デイサービスを利用しています。
重度認知症の女性利用者がYさんの腕を掴み、右腕に引っ掻き傷ができてしまいました。
すぐこの件を旦那さんに連絡。
報告書として謝罪文を記載し、送迎時にご家族へ手渡しました。
翌日、娘さんから連絡があり「デイサービスに母を通わせることに不安を感じる」とケアマネを通して相談がありました。
一時的にYさんのデイサービス利用を休止することにし、今後の利用について検討が行われました。
対応者の中での対応
対応としてまず、職員間でトラブルが起こった時の状況を再確認しました。
重度認知症利用者は「おーい!」と近くに通った人を見境なく呼ぶことがあり、それに反応して近づいたYさんが腕を掴まれて怪我しました。
その方には基本、職員がついて見守りをしているのですが、用事があって離れた際にトラブルが起こりました。
離れる際は必ず別の職員に声をかけるよう、再度徹底することになりました。
重度認知症で独語、暴力行為のある方もデイサービスをご利用されることは珍しくありません。
他の方が怪我をしたり、ご家族さんが不安になることのないよう、見守りの体制を真剣に考え直したいと思いました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
少し物を取りに行くだけ、少しお手洗いに行くだけ。
そういう認識がトラブルを招く1番の要因になると感じました。
自分がその場から離れる際は、必ず別の職員に一言伝えてから動く。
職員の報連相を徹底し、協力して見守りを行うことが大事だと思います。
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