介護施設の事例
施設名: 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
レビー小体型認知症の方がスタッフに暴力行為をする事例
対応者
対応者 介護職員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
レビー小体型認知症の方がスタッフに暴力行為をする。
もう一方のユニットで夜勤中のスタッフに内線を入れ一時的に応援に来てもらいました。他の人が来たことで気持ちが変わったためかTさんは「すみませんでした」とスタッフに謝り居室に戻られました。翌日にスタッフからご家族に事情を説明し往診医との連携により眠剤の処方と調整をさせていただきました。 対応の悪かった点は、Tさんの外出したいという気持ちをもっと傾聴すべきでした。「外には出られない」と無下にするのではなく、どうして出たいのかをTさんの身になって聞くべきでした。良かった点は、他のスタッフに応援に来てもらい仲介に入ってもらったことです。第3者が介入することでTさんも冷静に自らの行いを振り返ることが出来たのだと思いました。
ご本人にとって何がストレスとなって外に出たいと考えたのか、普段の言動や生活から把握することが大事だと思います。夜間の不眠が原因とも考えられるため、日中の活動量を増やす、眠りにつく時間帯を考慮するなども対策として考えられます。必要であれば今回のようにご家族様、医療との連携も適宜行っていくことで多角的にご本人の生活を支援できると思いました。
トラブルが起きた背景
Tさんは自立度は高いもののレビー小体型の認知症の疑いがありました。概ね日常生活は自立していましたが、時折なんのきっかけかスタッフに対して威圧的な言動や暴力行為を行うことがありました。ある日の夜勤中、居室から出てきたTさんはフロアにいたスタッフに向かい「ここから出せ」と険しい顔つきでおっしゃいました。夜中であるために出ることは出来ないことをスタッフが説明すると、手首を掴む、足を蹴り出す、タオルで首をしめようとするなどの暴力行為がありました。
対応者の中での対応
もう一方のユニットで夜勤中のスタッフに内線を入れ一時的に応援に来てもらいました。他の人が来たことで気持ちが変わったためかTさんは「すみませんでした」とスタッフに謝り居室に戻られました。翌日にスタッフからご家族に事情を説明し往診医との連携により眠剤の処方と調整をさせていただきました。
対応の悪かった点は、Tさんの外出したいという気持ちをもっと傾聴すべきでした。「外には出られない」と無下にするのではなく、どうして出たいのかをTさんの身になって聞くべきでした。良かった点は、他のスタッフに応援に来てもらい仲介に入ってもらったことです。第3者が介入することでTさんも冷静に自らの行いを振り返ることが出来たのだと思いました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
ご本人にとって何がストレスとなって外に出たいと考えたのか、普段の言動や生活から把握することが大事だと思います。夜間の不眠が原因とも考えられるため、日中の活動量を増やす、眠りにつく時間帯を考慮するなども対策として考えられます。必要であれば今回のようにご家族様、医療との連携も適宜行っていくことで多角的にご本人の生活を支援できると思いました。
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