介護施設の事例
施設名: 通所介護(デイサービス)
利用者がお気に入りのスタッフが他者と会話し酷く嫉妬する事例
対応者
対応者 介護職員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 A1
認知症の状況 わからない
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
お気に入りのスタッフが他者と会話することに、利用者が酷く嫉妬する
スタッフ同士で話す際は、スタッフルームで小声で話すようにした
利用者にNOを言えるような環境を作っておく必要がある
トラブルが起きた背景
Wさんは基本的に寝たきりであり、スタッフにお世話をしてもらわないと入浴や排泄等ができない方でした。
こだわりが強く被害妄想癖のある方で、スタッフの好き嫌いが激しく、嫌いなスタッフには露骨に嫌な顔をしたり暴言を吐いたりしていました。
スタッフ同士(特に男性とお気に入りの女性スタッフ)が会話をしていることを極端に嫌がり、突然大きな声を出してその状況をやめるように言ったり、他のスタッフを呼びつけ愚痴を言ったりしていました。
対応者の中での対応
スタッフ同士で話す際は、スタッフルームで小声で話すようにしました。
また、Wさんがスタッフに言う愚痴は基本的には鵜呑みにしないということを徹底しました。
あまりに酷い態度の時は社長に報告し、利用停止の可能性に関してもWさんには伝えてもらいました。
自分は男性スタッフの中では比較的気に入られていたので、よく話を聞いてあげるようにしていました。
その点は良かったと思います。
悪かった点は、説教じみたことを言ってしまったことです。
自分の方が年下ということもあり、すごく怒られてしまいました。
僕も泣いてしまいました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
わがままな利用者には、NOを言えるような環境を作っておく必要があると思います。
ナースコールを必要以上に使ったり、自分のお気に入りのスタッフを指定して呼んだり、ということはできない仕組みづくりをすべきだと思います。
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