介護施設の事例
施設名: サービス付き高齢者向け住宅
利用者が他者の物を持ち帰る事例
対応者
対応者 介護職員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J2
認知症の状況 Ⅱb
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
利用者が他者の物を持ち帰る。
悪気なくしている行動だということを、他入居者様にご理解いただいた上で対応している点は良かったと思います。
ご本人様にとっては人の持ち物を取っているのではなく、目に付いて気になった物を何となく持ち帰っているだけです。そこに誰かの物かもしれないという気持ちは無く、何の悪気もなく行っている行動です。だからと言ってそれを容認することはできません。施設のコップやスプーンについては後でご本人様に「洗ってくるので」などと理由を言いこちらで受け取ることとしています。しかし他入居者様の持ち物も同様に対応するわけにはいきません。そのため食事前に用意するエプロンやご自身持ちのスプーンなどを、なるべく食事直前で出すようにしている現状です。ご本人様に持ち帰らないように説明は何度もしておりご理解されますが、そのことをすぐに忘れてしまいます。施設の備品については後で回収すればよく、他入居者様の持ち物は施設預かりにすることで対応するのがベターと考えます。
トラブルが起きた背景
サービス付き高齢者向け住宅に入居されているFさんですが、一見自立しているように見えて認知症はある程度進行している方です。特に目立った行動としては、施設にて提供したお茶のコップや食事に使用したスプーンなどを、自分のバッグに入れて持ち帰ってしまうことです。これは他入居者様の持ち物に対しても同様で、食事時に使用するエプロンなども持ち帰ることがあります。本人は悪気なく行っており、他者の物を取ったという認識は全くありません。だからと言って自分の物を取られた側としては素直に納得できるものではなく、トラブルに発展しそうな場面もあります。間にスタッフが入りその場を収めますが根本的な解決には至りません。また、スタッフの管理の仕方が悪いという訴えをされる方もいらっしゃいます。極力Fさんの目につく場所に物を置かないことで対処している状況です。
対応者の中での対応
悪気なくしている行動だということを、他入居者様にご理解いただいた上で対応している点は良かったと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
ご本人様にとっては人の持ち物を取っているのではなく、目に付いて気になったものを何となく持ち帰っているだけです。そこに誰かの物かもしれないという気持ちは無く、何の悪気もなく行っている行動です。だからと言ってそれを容認することはできません。施設のコップやスプーンについては後でご本人様に「洗ってくるので」などと理由を言いこちらで受け取ることとしています。しかし他入居者様の持ち物も同様に対応するわけにはいきません。そのため食事前に用意するエプロンやご自身持ちのスプーンなどを、なるべく食事直前で出すようにしている現状です。ご本人様に持ち帰らないように説明は何度もしておりご理解されますが、そのことをすぐに忘れてしまいます。施設の備品については後で回収すればよく、他入居者様の持ち物は施設預かりにすることで対応するのがベターと考えます。
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