介護施設の事例
施設名: 介護老人保健施設
利用者が夜間に他利用者を起こし怒られた事例
対応者
対応者 介護福祉士
対応者 男性
お相手
寝たきり度 A2
認知症の状況 Ⅲb
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
利用者が夜間に他利用者を起こし怒られた。
職員の配置の関係上応援を呼ぶのが難しい状況であった為、A様が興奮されている状況中はお話を傾聴させて頂く、飲み物をお出しさせて頂くといった対応をさせて頂いていました。転倒後は明らかに骨折されているのが分かる状況であった為、ご家族連絡後救急搬送となりました。 悪かった点として、興奮状態にある中でその場を離れた点。配置上厳しい状況ではあったが、他フロアから応援を呼び対応を依頼するべきであった。また、トラブル後フロア職員に聞き取りを行ったところ、以前より同様のトラブルは多発していたことが判明した為、しっかりとその辺りの情報共有が出来ていればもう少し違った対応が行えていたように思う。
まずは、利用者様の情報共有はしっかりと行う。また夜間帯職員配置が少ない時間において各フロアどの時間帯が比較的に落ち着いているかの聞き取りを行い、その時間帯に合わせて応援依頼するフロアを決めておく。今回の件では根本的な問題として昼夜逆転傾向というのも挙げられる為、日中リハビリやレクリエーションを実施し活動を促すことで、生活のリズムを作り夜間帯入眠していただけるように働きかけていく。
トラブルが起きた背景
自身が勤務しているのはユニット型の介護老人保健施設になりますが、深夜23時頃よりA様が覚醒されました。普段から昼夜逆転傾向の方ではありましたが、入眠促せば居室に戻られ居室にて大人しく過ごされることが多いのですが、この日はかなりの興奮状態でいらっしゃり「中市場に連れていけ!」「家に歩いて帰るんだ」「嫁さんを呼べ」と繰り返されていらっしゃいました。認知症状ありまた難聴でもある方なので、職員がお話しさせていただいてもかなりの声量で延々と同じことを繰り返されます。職員が近くにいる時はまだ声をお掛けすることで多少落ち着かれていましたが、ナースコールの対応や排泄介助の為その場を離れると不安からか、近くの他の利用者様の居室に入り他の利用者様を起こし、怒った利用者様にA様は腕を捕まれ部屋の外に引っ張り出され、さらに興奮されるという悪循環が繰り返され最終的にA様は転倒され骨折されました。
対応者の中での対応
職員の配置の関係上応援を呼ぶのが難しい状況であった為、A様が興奮されている状況中はお話を傾聴させて頂く、飲み物をお出しさせて頂くといった対応をさせて頂いていました。転倒後は明らかに骨折されているのが分かる状況であった為、ご家族連絡後救急搬送となりました。
悪かった点として、興奮状態にある中でその場を離れた点。配置上厳しい状況ではあったが、他フロアから応援を呼び対応を依頼するべきであった。またトラブル後フロア職員に聞き取りを行ったところ、以前より同様のトラブルは多発していたことが判明した為、しっかりとその辺りの情報共有が出来ていればもう少し違った対応が行えていたように思う。
今後同じ事例が起きた時の対処法
まずは、利用者様の情報共有はしっかりと行う。また夜間帯職員配置が少ない時間において各フロアどの時間帯が比較的に落ち着いているかの聞き取りを行い、その時間帯に合わせて応援依頼するフロアを決めておく。今回の件では根本的な問題として昼夜逆転傾向というのも挙げられる為、日中リハビリやレクリエーションを実施し活動を促すことで、生活のリズムを作り夜間帯入眠していただけるように働きかけていく。
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