介護施設の事例

施設名: 有料老人ホーム

利用者が初見の職員に介助されるのが嫌で暴言を吐いた事例

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 C2

認知症の状況 わからない

性別 女性

事例・対処法の要点まとめ

利用者が初見の職員に介助されるのが嫌で暴言を吐いた。

慌てて別の職員さんに見守りをお願いし、先輩の所へトラブルの説明をしに行きました。「とてもデリケートな方だから、恐らく初めましてのあなたに介助してもらうのが嫌だったんだろうね、気付けなくてごめんね」と先輩から言われ、私は別の方の介助を行いT様は自室にて朝食を摂られました。 悪かった点として、声掛けが不足していたかのように思います。「今日のご飯はどうですか?」「今日はこんな行事がありますね」等、先輩をしっかり見てその方の性格を理解すべきでした。 しかし、先輩はT様を自室にお送りし「あの子も頑張っているから」とフォローしてくれたようで、お話しする機会を何度も設けていただきました。最初は無視をされたり「出ていけ」と言われたこともありましたが、根気強く話しかけ笑顔で接し続けるとT様も安心していただけたようで「Tさんがいてくれてよかった」「最初は酷いこと言ってごめんなさい」「これからも私のお世話や話し相手をしてくれると嬉しい」と言っていただけ、その場で泣いてしまうくらい嬉しかったのを覚えています。

食事介助だけでなくトイレ介助、お風呂介助等全て2人で行う方でした。他の方の介助で忙しいから「今度ご一緒させてください」と先延ばしにしていたのがいけませんでした。恐らくT様から見ても避けられていると思われていたようで、これからは積極的にどんな方とでもコミュニケーションを取るべきだと思いました。

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トラブルが起きた背景

T様はご自分で寝返りもうてないくらいの要介護の方で、ベッドから車椅子への移動も2人ががりでした。とある朝、その方に食事介助をするよう先輩に指示された時のお話です。「こんな風にスプーンで大きな1口を掬って入れてあげて」とのことなので、お手本と同じくらい山盛り入れたつもりだったのですが、お気に召されなかったようで2、3口食べたら「もういらない」「部屋に帰らせて」と言われました。理由をお伺いすると「あなたのことが嫌いなの!私の目の前から今すぐ消えて!目障りよ!」と叫ばれました。

対応者の中での対応

慌てて別の職員さんに見守りをお願いし、先輩の所へトラブルの説明をしに行きました。「とてもデリケートな方だから、恐らく初めましてのあなたに介助してもらうのが嫌だったんだろうね、気付けなくてごめんね」と先輩から言われ、私は別の方の介助を行いT様は自室にて朝食を摂られました。
悪かった点として、声掛けが不足していたかのように思います。「今日のご飯はどうですか?」「今日はこんな行事がありますね」等、先輩をしっかり見てその方の性格を理解すべきでした。
しかし、先輩はT様を自室にお送りし「あの子も頑張っているから」とフォローしてくれたようで、お話しする機会を何度も設けていただきました。最初は無視をされたり「出ていけ」と言われたこともありましたが、根気強く話しかけ笑顔で接し続けるとT様も安心していただけたようで「Tさんがいてくれてよかった」「最初は酷いこと言ってごめんなさい」「これからも私のお世話や話し相手をしてくれるとうれしい」と言っていただけ、その場で泣いてしまうくらい嬉しかったのを覚えています。

今後同じ事例が起きた時の対処法

食事介助だけでなくトイレ介助、お風呂介助等全て2人で行う方でした。他の方の介助で忙しいから「今度ご一緒させてください」と先延ばしにしていたのがいけませんでした。恐らくT様から見ても避けられていると思われていたようで、これからは積極的にどんな方とでもコミュニケーションを取るべきだと思いました。

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