介護施設の事例
施設名: 介護老人保健施設
利用者が暴力行為で退去処分となった事例
対応者
対応者 生活支援員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
利用者が暴力行為で退去処分となった
施設内で働く人員の安全確保を最優先すると同時に、以前利用していた施設からの聞き取り調査も開始
利用者の問題行動の情報共有が重要
トラブルが起きた背景
Mさんは当初、自立生活が可能であると推測された方でした。
が、当方の施設に入居してからしばらくすると、他の利用者の方とトラブルになり暴力行為が問題視され始めました。
そしてついに当方の支援人を傷つける結果になり強制退去処分を言い渡すことになったのです。
なお当方の職員が傷つく要因となったのは喧嘩の仲裁に入り巻き込まれたからです。
Mさんと他の利用者の方が食事中にトラブルになり、Mさんが使っていたフォークで怪我をすることになったのです。
対応者の中での対応
この問題については施設長の耳に入ることになりました。
施設内で働く人員の安全確保を最優先すると同時に、Mさんが以前利用していた施設からの聞き取り調査も開始となりました。
今回のケースは流血するという結果になったため、Mさんが以前利用していたとされている施設からもお話を聞くことになりました。
今回の対応について良かった点は、即座に施設長の方が職員の保護に入り、事件を起こした人物の過去の利用履歴を洗い出した点です。
その上で今回のケースで悪かった点は、Mさんが実は以前の介護支援施設でも問題行動を起こしていたことについて情報共有されていなかった点です。
実は、今回の問題は前の施設側から利用者の方の問題行動についての報告があったらしく、情報共有されないまま職員がMさんを出迎えた結果起きた問題になります。
今後同じ事例が起きた時の対処法
まず今回のケースは情報の共有が不足していました。
前の施設から報告があったことについて私を含め職員が知らなかったことが問題で、情報を共有できていた場合、対応も変わってきた可能性があり得ます。
なので、利用者の方の問題行動の情報共有が重要だと思います。
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