介護施設の事例
施設名: その他
最重度知的障害の方が女性スタッフのみに暴力を振るう事例
対応者
対応者 作業療法士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 B2
認知症の状況 わからない
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
最重度知的障害の方が女性スタッフのみに暴力を振るう。
その方を転倒させるわけにもいかないのでナースコールを押し、看護師(女性)数人がかりでその場をおさめてもらいました。担当の男性職員が騒ぎを聞きつけてお部屋に駆け込むとニコニコして大人しくなりました。 悪かった点として、担当している職員がその方の基本情報(女性スタッフNG等)を周囲に情報共有しておらず、どのような方なのかはわからなかったことです。身体情報、リハビリで取り組んでほしいことは伝えていても、人間性まで詳細に伝えないとこのようなトラブルになるのだと強く感じました。
今回は転倒等なく事故にはつながりませんでした。今回のような初見で介入するケースでは、ベッドサイドに簡潔に情報を共有できる張り紙を貼っておく(男性職員のみ対応お願いしますとか)、申し送りで必ず目に入る場所に注意事項として記載しておく、注意人物として病棟全体で情報共有できるような工夫をする必要があると思います。
トラブルが起きた背景
Fさんは出生時より脳性麻痺、知的障害等により施設を転々とされている方でした。身体障害も強く出ていたため介護なしでは過ごせない、そんな方です。年齢も大きく徐々に嚥下障害も出始めていたため勤めていた病院への入退院を繰り返していました。当時、私は妊娠後期を迎えた妊婦として病棟リハビリ職員として働いていました。ある日、その方の担当スタッフではありませんでしたがナースコールでトイレ介助に呼ばれたためお部屋に向かいました。すると「うがー!」と突然立ち上がり私のお腹を何度も殴ったのです。
対応者の中での対応
その方を転倒させるわけにもいかないのでナースコールを押し、看護師(女性)数人がかりでその場をおさめてもらいました。担当の男性職員が騒ぎを聞きつけてお部屋に駆け込むとニコニコして大人しくなりました。
悪かった点として、担当している職員がその方の基本情報(女性スタッフNG等)を周囲に情報共有しておらず、どのような方なのかはわからなかったことです。身体情報、リハビリで取り組んでほしいことは伝えていても、人間性まで詳細に伝えないとこのようなトラブルになるのだと強く感じました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
今回は転倒等なく事故にはつながりませんでした。今回のような初見で介入するケースでは、ベッドサイドに簡潔に情報を共有できる張り紙を貼っておく(男性職員のみ対応お願いしますとか)、申し送りで必ず目に入る場所に注意事項として記載しておく、注意人物として病棟全体で情報共有できるような工夫をする必要があると思います。
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