介護施設の事例
施設名: 特別養護老人ホーム
特別養護老人ホームの利用者家族が開けられない扉を願った事例
対応者
対応者 介護福祉士
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅲa
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
職員の見ていない隙に出歩くのでご家族が電子ロックを交換してほしいと申し出た。
在宅ではなく施設ですので、いくらご家族さんが負担をすると言ってもできないことはできませんとお伝えしています。 特に夜間帯ですと見守りが昼間よりも困難になり、徘徊のリスクは上がりますが事務所を慎重に施錠しているため、公道に出られる事がないことも説明しています。 対応した職員によっては「考えておきます」と曖昧な態度の人もおり、ご家族さんに勘違いをさせてしまうこともあるので返答に一貫性を持たせたいと思っております。
あまりに徘徊がひどい方だとご家族さんも神経質になる方がおり、本来はお受けできないような要望も強く訴えられる場合があります。 できることはできる、できないことはできないと伝えるために、今一度勤務している施設ルールについて理解しておく事が職員にとっても重要となります。 間違えたことを伝えないように、対応は丁寧かつしっかり考えて行っていきたいです。
トラブルが起きた背景
Mさんは徘徊行為があり、職員の見ていない時にユニットの扉を出られ、非常階段や1階の事務所付近にてよく発見されることがあります。
「職員や家族が開けても鳴らず、Mさん本人が開けると鳴るというようなセンサーはないですか?」と娘さんから面会時に度々相談を受けます。
もともと電子ロックを使っており、5桁の暗証番号をタップしないと開かない仕組みなのですが、しまって直ぐだとロックがかかる前だったり、時にはうまくかからず高齢者が開けてしまう事があるので、交換してほしいと申し出がありました。
対応者の中での対応
在宅ではなく施設ですので、いくらご家族さんが負担をすると言ってもできないことはできませんとお伝えしています。
特に夜間帯ですと見守りが昼間よりも困難になり徘徊のリスクは上がりますが事務所を慎重に施錠しているため、公道に出られる事がないことも説明しています。
対応した職員によっては「考えておきます」と曖昧な態度の人もおり、ご家族さんに勘違いをさせてしまうこともあるので返答に一貫性を持たせたいと思っております。
今後同じ事例が起きた時の対処法
あまりに徘徊がひどい方だとご家族さんも神経質になる方がおり、本来はお受けできないような要望も強く訴えられる場合があります。
できることはできる、できないことはできないと伝えるために、今一度勤務している施設ルールについて理解しておく事が職員にとっても重要となります。
間違えたことを伝えないように、対応は丁寧かつしっかり考えて行っていきたいです。
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