介護施設の事例
施設名: 訪問リハビリテーション
訪問リハビリ終了を利用者に受け入れてもらえない事例
対応者
対応者 理学療法士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J2
認知症の状況 Ⅰ
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
訪問リハビリの終了を利用者に受け入れてもらえず、立腹された。
責任者に報告し、日を改めて謝罪をした。訪問リハビリの必要性を説明し、ご理解いただいた。
定期的にリハビリの目標の到達度を再確認して、どの状態になったら終了にするのか具体的に話し合っておくことが重要。
トラブルが起きた背景
病院内のみなし訪問リハビリスタッフ削減に伴い、利用者の身体状態改善が見られる人から終了にする流れになりました。
そこで、公共交通機関を利用し外出ができ、認知機能にも低下が見られないI様に終了の話を出しました。
しかし「それは事業所の理由であって元気であっても維持のためにリハビリを止めたくない、どうしても止めなければいけないなら院長に訴える」とご立腹で、ケアマネージャーもI様と一緒に反論してくる事態となりました。
対応者の中での対応
責任者を経由し院長に報告、危機管理室所長と共に日をあたらめて電話にて対応しました。
内容は不快な思いをさせてしまった謝罪と訪問リハビリの必要性を説明し、I様は理解してくださり利用終了の流れとなりました。
良かった点は、自分では対処できないくらい大事になりそうだと思いすぐに上席者に対応を確認できたことです。
悪かった点は、事業所の事情まで詳しく話したことにより話が複雑になってしまったことだと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
今回はスタッフの離職により急遽利用者数を減らさなければならなくなりましたが、普段から利用者の身体機能評価など根拠を集めることが必要だと思います。
また定期的に目標の到達度を再確認して、どの状態になったら終了にするのか具体的に話し合うことで事前にトラブルを防ぐことができると思います。
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