介護施設の事例

施設名: 特別養護老人ホーム

認知症の方がたびたび施設を脱走しようとする事例

対応者

対応者

対応者 介護職員(ホームヘルパー)

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況

性別 女性

事例・対処法の要点まとめ

認知症の方がたびたび施設を脱走しようとする

早急に対応して脱走を防ぎ、落ち着いて部屋に戻るサポートができた

利用者の異変に気づけず、家族とも連携不足だった。主治医に投薬の相談をすべきだった

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トラブルが起きた背景

私が老人介護施設に勤めていた時のことです。

認知症を患っていたAさんは普段は穏やかで家族の話をしたりと一見お元気そうな人でした。

ですが、認知症の症状があまりよくなく、同じ会話を続けることがだんだん増えてきていました。

特に家族の話題が多く、誰も訪れていないのに「昨日は娘が来た」「息子が来てくれた」などなかったことまで話すようになりました。

そんなある日、Aさんが夜にエレベーターを降り施設から脱走しようとしました。

何名かのスタッフに慌てて静止されるというトラブルが起きました。

対応者の中での対応

早急に責任者やスタッフと対応をしAさんに落ち着いて部屋に戻るようにサポートをしつつ、家族に連絡を取りました。

ご家族の方は多忙だそうでしばらく施設の方にも訪れていなかったため、家族に会いたくてそのような脱走をしたという事実を聞いて驚いていました。

脱走には至らず、その手前で止めるることができたのは良かったと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

Aさんの認知症の程度ですが、体がお元気そうだったので少しの異変に事前に気づくことができなかったのが悪かったです。

また、家族が訪れていないのでAさんはストレスが溜まっておられたことなどにもっと気を配るべきでしたし、もっとご家族に相談するべきでした。

また、主治医に投薬についても相談するべきであったと思います。

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