介護施設の事例
施設名: 特別養護老人ホーム
認知症の方がスタッフに対し暴言、暴力行為をした事例
対応者
対応者 介護福祉士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
認知症の方がスタッフに対し暴言、暴力行為をした。
すぐに先輩がSさんの手をとり注意されました。暴力行為があったため私は別のスタッフと交代し詳細をリーダーに伝えました。トイレ介助の際Sさんの手の届く範囲に近寄らず見守りを行い、前から抱き抱える際は後ろの人が抱えるまではSさんの手を押さえ暴力行為を防ぐという対応をしました。 悪かった点としましては、元々トイレ介助を好まれない方で、トイレの際は機嫌が悪いと知っていながらSさんの手の届く範囲に入ったため暴力行為に陥ってしまったことです。又、パーソナルスペースを考えずに顔を近付けたことによって不快感を与えてしまった可能性があると思いました。
まずは、家族様に相談しトイレ介助をやめベッド上での対応をとらせてもらう許可をいただく。暴力行為が続き興奮状態も見られるようであればケアマネージャー、看護師、医師に相談し投薬の検討を促します。Sさんが不快なく過ごせる環境をつくるよう努める。(Sさんは色塗りなど細かい作業が好きなため、そういったことを随時していただき精神を安定させる)
トラブルが起きた背景
Sさんは足腰が悪いため車椅子対応です。少し立位が保てるためトイレ介助では2人介助にて対応しています。(1人が前で抱え、もう1人は後ろからズボンを下ろすという形です)定時誘導のため、声掛けをしてSさんを連れてトイレへ向かいました。私が前から抱き抱える側で先輩がズボンを下ろして便器に座ってもらいました。Sさんの表情が見えるように目線を合わせて屈むといきなりSさんが私の頬を平手打ちし「あほか!」と悪態をつきました。
対応者の中での対応
すぐに先輩がSさんの手をとり注意されました。暴力行為があったため私は別のスタッフと交代し詳細をリーダーに伝えました。トイレ介助の際Sさんの手の届く範囲に近寄らず見守りを行い、前から抱き抱える際は後ろの人が抱えるまではSさんの手を押さえ暴力行為を防ぐという対応をしました。
悪かった点としましては、元々トイレ介助を好まれない方で、トイレの際は機嫌が悪いと知っていながらSさんの手の届く範囲に入ったため暴力行為に陥ってしまったことです。又、パーソナルスペースを考えずに顔を近付けたことによって不快感を与えてしまった可能性があると思いました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
まずは、家族様に相談しトイレ介助をやめベッド上での対応をとらせてもらう許可をいただく。暴力行為が続き興奮状態も見られるようであればケアマネージャー、看護師、医師に相談し投薬の検討を促します。Sさんが不快なく過ごせる環境をつくるよう努める。(Sさんは色塗りなど細かい作業が好きなため、そういったことを随時していただき精神を安定させる)
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