介護施設の事例

施設名: 小規模多機能型居宅介護

認知症の方が空腹感で憤慨し大声を上げる事例

対応者

対応者

対応者 看護師

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 B2

認知症の状況 Ⅱb

性別 女性

事例・対処法の要点まとめ

認知症の方が空腹感で憤慨し大声を上げる。

施設の方からトラブルの状況を聞き、外来維持透析中だったTさんの主治医と相談しTさんの食事制限をなくしました。年齢と採血データ、当人の意志を尊重した医師の判断でした。Tさんのキーパーソンに連絡し状況を理解していただき、キーパーソンの方も同意されました。施設の方に食事制限なくご本人の望むようにお食事をされて下さいと伝えました。 良かった点は、何よりご本人の望むようにしてあげられた事と、施設の方にお話しした際安心と喜びの表情が見られました。一番長くTさんと接する施設の方々こそ、Tさんの望む生き方をさせてあげたいという思いが強かったと感じました。 悪かった点は、施設の方に入居中の状況の話を何度か聞いて暫くしてからトラブルがあると聞きました。その分対応が遅れました。

もっと施設の方に、入居中に何かトラブルはないかなどコミュニケーションを取っていれば早く解決できたと思います。また、施設の方から話しやすい雰囲気を作っていくことも大切だと感じました。人生会議を取り入れていく重要性を感じました。

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トラブルが起きた背景

Tさんは施設に入居中でした。施設では入居者さん全員が1日1400キロカロリーの外注のお弁当を食べていました。持ち込みなどで好きな食事を追加して食べることはできたのですが、糖尿病もあり医師の指示の下で定められた量の食事を提供していました。Tさんは夜中に「お腹が空いた」と大声を出す事が度々あり、認知症を持ち理解力が低下しているTさんをなだめる介護士さんや看護師さんと時々トラブルになっていたそうです。

対応者の中での対応

施設の方からトラブルの状況を聞き、外来維持透析中だったTさんの主治医と相談しTさんの食事制限をなくしました。年齢と採血データ、当人の意志を尊重した医師の判断でした。Tさんのキーパーソンに連絡し状況を理解していただき、キーパーソンの方も同意されました。施設の方に食事制限なくご本人の望むようにお食事をされて下さいと伝えました。
良かった点は、何よりご本人の望むようにしてあげられた事と、施設の方にお話しした際安心と喜びの表情が見られました。一番長くTさんと接する施設の方々こそ、Tさんの望む生き方をさせてあげたいという思いが強かったと感じました。
悪かった点は、施設の方に入居中の状況の話を何度か聞いて暫くしてからトラブルがあると聞きました。その分対応が遅れました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

もっと施設の方に、入居中に何かトラブルはないかなどコミュニケーションを取っていれば早く解決できたと思います。また、施設の方から話しやすい雰囲気を作っていくことも大切だと感じました。人生会議を取り入れていく重要性を感じました。

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