介護施設の事例
施設名: 訪問介護(ホームヘルプ)
認知症の利用者宅の金銭がなくなった事例
対応者
対応者 生活相談員
対応者 女性
お相手
寝たきり度 A2
認知症の状況 Ⅲb
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
認知症の利用者宅の金銭がなくなった。
駆けつけ、捜索と聞き取りを行ったが見当たらなかった。
防犯カメラの設置も検討する。
トラブルが起きた背景
Tさんは認知症があり、サ高住にてヘルパーの支援を受けながらの一人暮らしをされています。
足腰が不自由なため自身で動かれることはほとんどなく、ヘルパーの訪問時や食事時には車椅子に座られます。
ある日、Tさんの息子さんから「タンスに入れていた万札の封筒がない。」と報告を受け、すぐさま私とヘルパー主任が駆けつけました。
しかし、タンスは本人がいるベッドからはかなり離れた場所にあり、絶対に本人が開けることは想定できません。
本人も「知らない。」と言っており、その万札は今も見つかっていません。
対応者の中での対応
警察に通報するか家族に問いましたが、そこまでしなくて良いとのことでした。
数日かけてヘルパー主任と捜索し、ヘルパー職員にも尋ねました。
不審者が入った形跡もなく、家族も今回だけは目をつむると言ってくださりました。
今後、貴重品の管理は厳重にと家族に警告しました。
現金数万円の入った封筒がなくなったわけですから、本来は警察に通報しなければなりません。
どうしていいのかと混乱し、家族さんに判断を全て委ねることになったのは良くなかったと反省しています。
今後同じ事例が起きた時の対処法
現在、サ高住には防犯カメラがありません。
今後同じような報告が相次ぐようであれば、防犯カメラを各フロアの廊下に設置すると施設長の意見も出ています。
私自身、速やかで適切な対応ができるようにリスクマネジメントとして常日頃考えるようにします。
同じ施設での関連事例
新着の介護事例
総合閲覧数ランキング
関連ワードから探す
- アルバイト(11)
- ケースワーカー(20)
- ケアマネージャー(介護支援専門員)(43)
- サービス提供責任者(61)
- その他(19)
- 介護事務(15)
- 介護助手・介護補助(28)
- 介護福祉士(162)
- 介護職員(249)
- 介護職員(ホームヘルパー)(138)
- 作業療法士(15)
- 支援相談員(25)
- 機能訓練指導員(15)
- 歯科衛生士(2)
- 理学療法士(12)
- 生活支援コーディネーター(3)
- 生活支援員(11)
- 生活相談員(14)
- 相談支援専門員(12)
- 看護学生(1)
- 看護師(45)
- 福祉用具専門相談員(3)
- 管理栄養士・調理スタッフ(3)
- 管理者(施設長・ホーム長)(50)
- 臨床心理士(2)
- 薬剤師(3)
- 言語聴覚士(2)
- 運転手(介護ドライバー)(1)