介護施設の事例

施設名: 有料老人ホーム

有料老人ホーム介護職員なし

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況 Ⅲb

性別 女性

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トラブルが起きた背景

認知症があるものの、体は元気で一人で歩行や排せつはできる方でした。体は元気なので施設内を日常的に徘徊する方でした。その日は就寝後もよく居室から出てこられ、「家に帰らないと」「まだかな?」とナースステーションと居室を行ったり来たりしていました。その都度、居室まで一緒に行き、「今は夜だから、また明日になったら帰ろうね」などとお話をしていました。
そして、職員が仮眠の時間に、再び徘徊されており、ドンっという音がなり、見に行くと廊下でうつ伏せに倒れていました。徘徊中に転倒したようで、顔の顎部分から出血しており、出血量も多く水たまりの様になっていました。

対応者の中での対応

その後、すぐに他のフロアの夜勤者にヘルプを頼み、止血しつつストレッチャーに乗せ、提携している病院へ連絡し連れて行きました。(道路を挟んですぐ向かい側にある病院でした)
入居者さんのカルテや服用している薬等の情報も,同時に持っていき医師にすべて話せました。
そのおかげで、処置もすぐにしてもらえ、数針縫う事にはなりましたが、大事には至らず、翌日には入居者様も施設へ戻ってくることが出来ました。
スピーディーに対応できたことが良かったです。

今後同じ事例が起きた時の対処法

まず、昼夜問わず何が起こるか分からない場所なので、常に「もしこんなことが起きたらどうするか」というイメージトレーニングをしておく必要があると思います。そうすれば、焦らずに対応できるようになると思います。

高齢の方は命にかかわることも少なくありません。いかにスピーディーに対応できるか、入居者さんの情報を自分が知っているか、確実に医師に伝えれえるか、というのが大事になってきます。
日ごろから、一人一人の入居者さんとしっかりコミュニケーションをとったり、観察をして、わかることを増やしてください。

シミュレーションをみんなでしておくのがいいと思います。

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