介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

通所介護(デイサービス)ケアマネージャー(介護支援専門員)脳血管疾患

対応者

対応者

対応者 ケアマネージャー(介護支援専門員)

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 A2

認知症の状況

性別 女性

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

トラブルが起きた背景

Aさんは高齢の脳血管性認知症の診断を受けている女性の利用者様です。この方は認知症特有の物とられ妄想や作話が多くある利用者様ですが、デイサービスを利用中にいつものように食堂の横にある荷物置き場に、各利用者の荷物を置いていますが、Aさんが送迎時間に合わせて荷物チェックを行い、ほかの利用者の物と合わせて置いているところを自分の物と間違ってしまい、Yさんの荷物を持ち込んでしまいました。一度持ち込むと、自分の物と思い込んでしまうことが多くあり、説得には応じてくれない事がほとんどです。車に乗る前に荷物を置いてトイレに行くのでそのすきに本人の物と交換し事なきを得ました。本人は気づかずにそのまま帰宅されました。

対応者の中での対応

自尊心を傷つけないようにそっと荷物を交換したことにより、本人にいらないストレスを与えないようにできたと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

荷物を固めて置いてあるので、認知症ということもあり、確実に自分の物判断はできないものと思っての接し方が必要になってきます。その為に今後は大きく本人の名前を張り出した置き場所を作ることによって、間違わないように対応方法を考えていく必要があると思いました。Aさん本人は荷物を交換しても気づかない程の認知症の進行がある為、自尊心を傷つけないようにそっと交換しておけば、大きな問題につながることもなくその場をしのいでいけると思い、そのような対応を行いました。

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

介護施設の事例一覧へ