介護施設の事例

施設名: 介護老人保健施設

介護老人保健施設介護職員なし

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Sさんは介護老人福祉施設に入所して半年経つぐらいの女性です。今までは在宅で娘様が手伝いながら生活されており自分の生活スタイル(ここに何をおいてを細かく決めている)がかなり細かい方でした。そんなSさんがトイレに行った際に、居室が汚れているからと勝手に掃除をしたことが紛失トラブルの原因でした。Sさんがトイレから帰ってくると「あれ、補聴器がない」と言い始めました。私が掃除したときには補聴器などありませんでした。結果、タンスに大事にしまってあったのですが、掃除して多少居室の雰囲気が変わったのを感じたSさんは思い込みで「いつもここに置いている補聴器がなくなっている」と感じたわけです。それから職員に対して「物を取る」等と不信感を抱くようになり信用しなくなり職員の話を聞かなかったり、施設での行事に消極的になりました。

対応者の中での対応

私の対応で悪かった点は、掃除することをSさんに伝えないで勝手にしたことです。今回は補聴器があったから良かったですが、本当に補聴器をSさんがどこかに置き忘れていたら私が置いたことになり私は信用をなくしていたと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

今回の件で私が学んだことはSさんに意向を無視して勝手な判断で掃除したことだと思います。なので次のような順序を踏まえてお互いが納得しないとまたこのような事が起こると感じました。対策としては①掃除していいか確認を取る ②ご利用者様が近くで掃除する様子を見れるように配慮する(こうすることで安心感をもってもらえる)③一応掃除前の居室の様子を写真に撮る(本人同意の下)以上になりますが、やっぱり一番大事なのは①のお互いが納得することだと思います。

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