介護施設の事例
施設名: 訪問介護(ホームヘルプ)
訪問介護(ホームヘルプ)介護福祉士なし
対応者
対応者 介護福祉士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 A1
認知症の状況 Ⅰ
性別 女性
トラブルが起きた背景
Kさんは、軽度の認知症があるとのことでしたが目立った症状はありませんでした。しかし、精神疾患があった為、虚言や被害妄想がありました。生活は自立しているものの周りに身内は居なく1人で生活保護を受けて生活していました。その方は施設に来るたび、周りの気を引こうとわざと「歩けない、膝が痛い」などと言い自ら転倒していました。最初は、スタッフやケアマネージャーも親身になって対応していましたが、酷いと一日3回ほど自ら転倒する為、スタッフもケアマネージャーも呆れていました。すると、Kさんから「対応が悪い、他の施設に行ってもいいんだ」などと言うようになり、他の利用者さんも、「あの人がいるなら施設にきたくない」と何人かの利用者さんに言われるようになりました。他の利用者さんにも悪影響だと判断した為、ケアマネージャーさんと相談し他の施設に移っていただくことになりました。
対応者の中での対応
もっとKさんのことを観察して初期の段階から周囲の目を引こうとしていることに気づき、Kさんの心のケアを中心におこなっていればよかったなと思っています。ですが、大勢の利用者さんをみている以上Kさんにのみ時間を割くわけにはいかないので、もう少し早くケアマネージャーさんと相談できていればよかったと思っています。
今後同じ事例が起きた時の対処法
最終的には、Kさんには他の施設に移っていただくことになってしまいましたが、スタッフ全員がKさんの問題行動について情報共有し、スタッフ全員がI日一回Kさんと会話をする時間を作ればKさんも満足しもっといい結果を産むことができたかもしれません。しかし、Kさんの場合精神疾患があったため、施設のスタッフだけでは問題解決が出来なかったかもしれません。その場合には早期にケアマネージャーに相談し今後について話し合うことが大切だと思います。介護は施設スタッフだけでなくケアマネージャーや主治医などにも協力してもらうことが大切です。
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