介護施設の事例

施設名: 介護老人保健施設

介護老人保健施設介護助手・介護補助なし

対応者

対応者

対応者 介護助手・介護補助

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J2

認知症の状況 Ⅲa

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Tさんは軽度の認知症ではありますが、歩行に問題があり過去に骨折の経験があり、要注意人物でカンファレンスでも気をつけるよう指示が出ていましたが、スタッフが少ない夜勤から早朝にかけて、一番手薄で忙しい時間に部屋から出て来てしまい、対応策として伝え歩きをする机を並べていたのですが、他の対応で巡回している間にバランスを崩されたようで、床に転倒した所を発見しました。出勤して来た看護師が事情を聞く事もなく、何をやっていたと罵声を浴びせられ事故報告書の作成を言い渡されましたが、その場面を実際に見たわけではなかったので、結果看護師が病院へ連れて行き、診察したところ再度骨折していたという事でした。カンファレンスで情報共有していたにも関わらず、このような問題が起きたことは施設全体の問題であり、個人に向けての罵声・暴言などあってはならないと思いました。施設長に報告したところ、改善の余地もなく最終的に担当者が家族の方に連絡し謝罪をしました。こんな施設では利用者は嫌でしょうね。

対応者の中での対応

対応として、昼間はレクリエーションとして軽作業を依頼したり折り紙などをして貰い、疲れさせて夜間気持ち良く眠って貰おうとなりましたが、感情の起伏が激しい人なので、担当者がなだめながら対応して行く事を原則にして、対応出来ない時は見守りしながら歩いて貰うという事を徹底する事を厳守するように、全スタッフに周知しました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

この対応ではスタッフの数が足りなく、夜勤の人数を増員しなければならず、予算と人数の確保からかなり厳しい状況ではあります。しかし看護師については、夜勤が全くない状況で自宅待機で当番制という勤務体系なので矛盾しているとしか思わないので、看護師も宿直をして貰わないとこの問題は完全には改善出来るとは思えません。施設内のスタッフ同士でも、差別化がある限りこの施設の未来はありません。施設長がもっと現場を熟知しないと改善など見込めないと思います。

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