介護施設の事例
施設名: 特別養護老人ホーム
特別養護老人ホーム介護職員なし
対応者
対応者 介護職員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 B2
認知症の状況 Ⅲa
性別 女性
トラブルが起きた背景
Aさんは中度の認知症ではありますが、当時自己にて歩行が可能な状態ではありました。日中および夜間帯では盗食をする傾向があり、おやつ等本人の手に届く食べ物は見えないところに保管するよう対応してました。そのため本人が自己にて歩行されるのを観察しておかなければなりませんでした。しかし、私が他の入居者の対応をしている間に歩行され、床につまずき転倒されていました。私はそこで見ていた他の入居者からの声掛けにより状況を把握することができました。本人痛みの訴えはなく、体調も問題はありませんでしたが、家族様に報告をしました。私はAさんの家族様は難しい人だと聞いていたため、丁重に連絡するも「なぜ歩行がおぼつかない状態になっているんですか。ちゃんと見てくれているんですよね?」と言われ、謝ることしか出来ませんでした。その時は謝ることだけしかせず電話を切ってしまいましたが、後々考えると今後どういった対応をしていくかを伝えておけば良かったと感じています。今はAさんは車椅子での移動になり、自己にて歩行されることはなくなりました。しかし今後同じような入居者を対応す際、同様の対応にならないよう心がけようと話し合っています。
対応者の中での対応
私の観察不足であったこともあり、転倒トラブルは起きました。そのため他入居者対応中でも、常に皆を確認できるような動きをするべきだったと感じています。その時私以外にももう1人職員がいたので、コミュニケーションをとってもう1人の職員に見てもらうべきだったのかもしれないとも感じています。
今後同じ事例が起きた時の対処法
介護施設において、転倒トラブルはつきものといっても過言ではありません。しかし転倒トラブルというのは、日々の観察や事前対処によって防ぐことも可能です。もしも他の入居者の要件が急用でない場合、その場所に自分1人しかいない場合は、転倒トラブルを避けるために他の入居者の対応を後にするのも1つの方法です。しかし他にも職員がいるのであれば、きちんとコミュニケーションをとり連携して観察するのが大切だと感じます。また歩行される方のためにも、つまずきそうなものは前もって撤去しておくなどの対応も良いと思います。
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