介護施設の事例

施設名: 訪問看護

訪問看護看護師なし

対応者

対応者

対応者 看護師

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 C2

認知症の状況 Ⅱb

性別 男性

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トラブルが起きた背景

利用者さんは寝たきりでヘルパーや看護師の介護を受けながら生活をしていました。主な介護者はご家族です。献身的な介護で入院をすることなく自宅での生活を続けることが出来ました。しかしある時から、家族の人が室内犬を買い始めたのです。犬を飼うのは自由なので問題ありませんが、訪問中はゲージに入れておくよういつもお願いをしていました。なぜなら犬が吠えたり、走り回ったりすると業務に支障が出てしまうからです。しかし家族は私たちが訪問して犬が吠えると、犬が喜んでいると思いゲージに入れてくれないのです。私たちも足にまとわりつく犬を踏まないよう注意しながら、必要な処置はどんどん行っていきます。正直犬を構う暇などないのですが、犬を無視していると家族の機嫌が悪くなることもありクレームが。ある時は訪問カバンにおしっこをかけられたスタッフもいて問題に。大きなペットトラブルとなりました。

対応者の中での対応

犬を飼うことは利用者宅の自由だけれど、サービス利用中はゲージに入れておいてほしいと何度もお願いをしました。また主介護者である70代の妻は、どんどん理解力が低下してきていたので、その息子にうちの所長から何度もお願いをしてやっと改善をすることが出来ました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

老々介護が増えているので、説明をしても介護者がすぐに理解できるとは限りません。また犬は家族同然なので、なんでゲージに入れておかなくてはいけないのかということが理解してもらえないことも。そんな時にはやはりキーパーソンを変えて、トップから説明をするということを繰り返しました。犬が家族であるということも理解できるけれど、円滑にサービスを提供するためには必要なことであるということを理解してもらうためには、やはりお互いに納得するということを理解してもらうことが重要だと思います。

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