介護施設の事例
施設名: 特別養護老人ホーム
特別養護老人ホーム介護福祉士なし
対応者
対応者 介護福祉士
対応者 男性
お相手
寝たきり度 A2
認知症の状況 Ⅳ
性別 男性
トラブルが起きた背景
入居者のKさんは中程度の認知症があります。このリビングではお皿洗いなど色々な家事を手伝ってもらっていました。ある日、他の入居者であるSさんが新しく入居してきました。私はkさんでなくSさんにお皿洗いの手伝いを頼んでみました。それを見たkさんは「わたしの仕事じゃないの」とおっしゃり立腹されてしまいました。「あんたとはもう口をきかない」とおっしゃいました。またSさんの誕生日にkさんの見えるところで誕生日プレゼントをわたしてしまいました。kさんは「私のほうが古いのに私にはなにもくれないの?」とまた立腹されてしまいました。(この時に他の職員にもこのことを伝えました。)その後はしばらくkさんと口をきかなかったです。そのこと以来、kさんの見えるところで、他の入居者に手伝いをしてもらったりプレゼントをあげたりするのをやめました。その結果本人もSさんと仲良くなっていき、文句を言ったことも忘れていきました。その後はSさんに手伝いを頼んでもなにも言わなくなっていきました。
対応者の中での対応
kさまの見えないところで、他の入居者に手伝いをしてもらったりしたのが良かったと思います。人によっては仕事をとられたと思う方もいるかもしれないと思いました。そのことに対して各職員に対しても情報共有できたことも良かったです。
今後同じ事例が起きた時の対処法
人の性格は様々ですので、1人1人の個性を尊重して自尊心をを傷つけないような介護をしてください。入居者の中にはkさんのように自尊心の高い方などもいらっしゃいます。今回のように仕事をとられたと思ってしまうようなこともあります。その時は方法をかえるなどしてみてください。時間がたてば人間の心も変化していくので、もし怒られても何か良い方法はないか考えて行動してください。あと認知症の方ですので普段から丁寧な声かけをしてお話をしっかり聞くように心がけてください。
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