介護施設の事例

施設名: 特別養護老人ホーム

特別養護老人ホーム介護福祉士なし

対応者

対応者

対応者 介護福祉士

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 A1

認知症の状況 Ⅱb

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Kさんは軽度の認知症があるが、歩行もできるし、職員との会話もできます。特養に入居する前は一人暮らしをされておりました。少しすればなれてくるかと考えていましたが、集団生活が嫌いなようで、まわりの入居者にも「私は一人暮らしだったからこういうところはなれてない」としきりに話していました。生活上の問題点としては夜勤などでNCの対応が少しでも遅れてしまうと、すぐに家族である娘様に連絡してしまうことです。職員は、一人で20人程度をみているのですぐに訪室できるとはかぎりません。最初におこったときは謝りましたが「許さない」といって連絡をしたあとは不機嫌になってしまいました。1日程度で忘れてしまったので1度の出来事かと思いましたが、また夜勤で訪室が遅れると娘様に連絡をしてしまいます。そのたびにその日の勤務の職員が謝罪していました。自分は「Kさんは訪室が遅れると連絡してしまうから注意して」と夜勤者に伝えていきましたが、それでも連絡をしてしまうことがありました、そのあと娘様と施設で話し合い、しばらく携帯電話を施設であずからせていただくことになりました。ただその方は結局その後の生活でも不機嫌なることが多く、2か月程度で退居されてしまいました。

対応者の中での対応

K様が不機嫌にならないように早く訪室することをチームで共有できたことは良かったと思います。ただし、仕事が大変なので言葉使いが雑になってしまっていたのも不機嫌にさせてしまう原因であったかもしれません。

今後同じ事例が起きた時の対処法

不機嫌になってしまう原因は一つではないと思うので、その方が好きなレクリエーションを考えるなど、施設を好きになってもらう工夫をもっとすれば違う結果になっていたかもしれないと考えています。また、いくら集団生活が嫌いでも仲の良い入居者ができれば、そのこと自体もかわってくると思うので、食事の席をかえてみたり、日中のコミュニケーションの時間をもっととれる環境作りをおこなうべきだったと考えています。

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