介護施設の事例

施設名: サービス付き高齢者向け住宅

サービス付き高齢者向け住宅看護師なし

対応者

対応者

対応者 看護師

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 A2

認知症の状況 Ⅲa

性別 男性

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トラブルが起きた背景

Hさんは認知症があり徘徊行動がみられます。他の利用者さんの部屋に入り棚やクローゼットを開けてしまったり、ポータブルトイレを使ってしまったり。一度他の利用者さんの御家族が面会している際に訪室してしまい早急の改善を求められました。はじめはスタッフが手薄になる時間は居室に鍵をかけることにしていましたがH様のQOLや安全面を考えると適切ではないと判断。居室の入口にセンサーマットを設置し、H様が居室を出る時にナースコールが鳴るようにしてH様の行動が観察しやすいようになりました。ただあまりにも頻回にセンサーマットが反応するのでスタッフの負担も多く、日中はデイルームで過ごしていただいたり、H様のご家族やケアマネと相談し他施設のデイサービスを利用していただくようになりました。デイサービスを利用するようになってからは夕食後はすぐに居室で休まれることが多くなり徘徊行動が減りました。

対応者の中での対応

日中の活動量を増やせば夜間の徘徊行動も少なくなるのではないかと思いケアマネージャーに他施設でのデイサービスやリハビリを利用できないか提案しました。介護スタッフとも話し合い案を導き出せたのは良かったと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

徘徊するからといって行動範囲を狭めてしまうことは利用者さんのQOLを考えると正しいとは言えません。かといって目の届かない状態で利用者さんが徘徊することは共同生活である以上他利用者さんに迷惑をかけるような行動は良くないです。利用者さんの行動パターンを把握し、どうしたら生活を維持しながらこの状況を改善できるのか。関わるスタッフ全体で話し合い様々なサービスを利用して最前の方法を導き出す必要があると思います。

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