介護施設の事例

施設名: 特別養護老人ホーム

特別養護老人ホーム介護福祉士なし

対応者

対応者

対応者 介護福祉士

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 A2

認知症の状況 Ⅱb

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Sさんは少しの距離なら歩行可能。見守りもなく1人で歩ける方でしたが、精神的に不安定で心気症という病気をもった方です。他に大きな病気もなく心気症という他の人に比べて不安に思う気持ちが強いことから、ちょっとしたことでも心配してしまいます。家族は夫はすでに他界していますが、息子が1人いて結婚はしてません。息子は熱心な方でSさんが入所中、仕事終わりに毎日のように面会に来られてました。Sさんは入所して間もないですが、ちょっとしたことですぐに職員を呼びます。ある日、血圧がいつもより少し高め(140台)の日があり本人も少し気分不良の訴えがあって看護師に確認すると『少し休んでれば大丈夫』と指示がありました。本人は救急車を呼んで欲しいと言われましたが、大した症状でなかったので様子を診ることにしました。それを知った息子が立腹され話し合った結果、特養の施設を退所する結果になりました。

対応者の中での対応

本人が救急車を要請した際にいきなり否定はせずに傾聴につとめたこと。相手の気持ちに寄り添うことで不安を煽らないように心掛けました。それは他の職員もそうでしたが、息子さんが面会に来られ話し合いをした際も施設長にも参加してもらい家族さんの気持ちにも寄り添うに務めたことが良かったと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

誰が対応しても救急車の要請はあったと思いますが、どの職員でも言える事は相手の事を真っ向から否定せずに傾聴につとめる事が大切だと思いました。しかし、入所する前に息子さん、本人を交えて緊急時の対応方法についてもう少し話しを詰めておいたらもっと違う結果になっていたかもしれません。救急車両も基本は緊急を要する際だけに要請するものなので、大した病気でなければ施設側にも非が及んでしまいます。入所してまだ日が浅かったので息子さんと施設との信頼関係も薄かったようにも思います。

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