介護施設の事例
施設名: 特別養護老人ホーム
特別養護老人ホーム介護職員なし
対応者
対応者 介護職員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅱa
性別 女性
トラブルが起きた背景
夜勤帯の排泄交換時、Oさんは、排泄は見守りのみで対応できているのですが、同室者の利用者の方が、1人全介助の方がいました。排泄交換時に声を出されてしまうため、関節が拘縮しており陰部洗浄時や清拭時に多少時間がかかってしまうことがありました。この際、Kさんが性的行為をしていると勘違いされる事が多くみられてしまいました。ご本人に説明をしても、ご理解が難しい事もありましたので、面会時に主介護者に状況、状態を説明させて頂く事にしました。幸い主介護者の方も介護施設に転職されており、本人の認知症状や介護施設における現状をご理解してくださいました。スタッフに対して、なるべく早く交換できるように行い、居室を移動して対応する事としました。
対応者の中での対応
担当階の職員全員とお話しして、ご本人が男性職員に対して仰る為、排泄交換時には交換を担当する職員を変更したり、居室から離れている時間に交換したりと、随時交換に切り替える事により性的行為の話が少なくなりました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
柔軟に対応することにより、性的行為をしたと言う作話は少なくなりました。また、面会時に主介護者に対しても状況を細かく報告することにより、ご本人が認知症状もあることをご理解してくださりますし、ご本人が主介護者に今回の内容を相談したとしてもトラブルに発展する事はありませんので、安心して介護に励む事が可能になります。また、排泄交換時におけるご本人の状況も記録に残す事が必要になってきます。担当階の職員に対して報告連絡相談は必ず行う様にしないといけません。
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